岩村城下

岩村城を下山して、9:40に歴史資料館前に到着。

歴史資料館

岩村城、藤阪からさらに少し下ったところに、岩村歴史資料館があります。

門を入った中から。
太鼓櫓と藩主邸の表御門が復元されています。
太鼓櫓は岩村城出丸にあったものではなく、藩主邸に作られたものです。

右の建物には『美濃国岩村城女太鼓』と看板が出ていていかにも見学出来そうですが、扉は閉まっていて中は観られませんでした。

岩村藩校知新館正門。門と言いつつ現在は通り抜け出来ません。部屋の中も覗けません。
知新館は元禄15年(1702年)に藩主・松平乗紀のりただによって創立された、美濃国初の藩校でした。その名は論語の『温故知新』から採られたそうです。
向かって左側には釈奠せきてんの間(孔子を祀る部屋)があり、孔子の像が置かれているそうです。

実はこの広場は岩村藩主邸跡です。
奥の建物は岩村歴史資料館で、空いたスペースは資料館来場者用の駐車場となっています。

歴史資料館で100名城スタンプをゲット。
展示品は撮影禁止だったので写真は建物外観だけです。

城下町

岩村駅と岩村城を結ぶ道は、このように昔の城下町を思わせる景観になっています。

町の中に、本格的な高札がありました。内容もそれっぽいことが書かれているのですが、実際に江戸時代の高札に基づいているものなのでしょうか?

岩村醸造

岩村城下の岩村醸造株式会社では、『女城主』というお酒を造っている醸造所があり、中を見学できます。この廊下の一部は岩村城にあった部材を使っているそうです。

外観を撮り損ねてしまった…。

土佐屋

岩下城下町にある土佐屋を見学しました。
土佐屋は江戸時代に染物業を営んでいた商家です。平成時代に復元され、現在は『工芸の館』として藍染めの工程や染物業について紹介する展示館になっています。

土佐屋は藍染めを行う職人の家だったようです。入ってすぐ、座敷。

中庭を通ってさらに奥へ。

奥にある土蔵はギャラリーとして展示会などに使われています。

さらに奥、藍染めの工場が保存されていました。

独特の構造をした釜。これが現存しているのはかなり珍しいそうです。

工場の二階、機織り機?と、染めた布を干している様子が。

加納家

同じく岩村城下、加納家を見学しました。
2階の壁が手前に傾いているという特徴的な外観をしています。
加納家は岩村藩の鉄砲鍛冶の家で、内部は鉄砲関係の展示館になっています。

火縄銃の制作工程などが展示されています。。

妙法寺

加納家の近くにある妙法寺です。
この門は岩村城の不明門を移築したものだと言われているそうです。

五平餅

恵那へ向かう列車の時間に少し余裕があったので、岐阜名物の五平餅を。
ご飯を荒く潰して串を刺しタレをつけて焼いたもので、普通の餅のように滑らかではなく、粒々が残っています。みたらし団子のような焼きおにぎりのような。
大ヒット映画【君の名は。】でもこの五平餅らしきものを食べているシーンがありました。

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