和歌山城の続きです。
表坂を下りた位置から、いったん【岡口門】を撮影するために外へ。
これが岡口門。もとはここが大手門だったのですが、後に別の門が大手とされたためこちらは搦手(裏口)として改修されました。重要文化財。
ここから外を歩いて、岡口門の隣にある【不明門跡】から再び中へ。
不明門跡には石垣しか残っていません…って、だから【跡】なんですが。
ここは駐車場の入口になっています。
城内の不明門跡と岡口門の間には、なぜか動物園があります。
『城址公園に動物園』は小田原城・津山城に続いて3例目ですが、
他の2つより動物の種類も多く、設備も充実しているようでした。
この日は連休中ということもあってか親子連れでけっこうな賑わいでした。
ツキノワグマのベニー。『わかやまフレンズ(ZOO)パークプロジェクト実行委員長』だそうです。
僕が見ている間ずっとこのポーズのまま微動だにせず。お疲れ?
マーラという、カピバラと同じテンジクネズミ科の動物。
齧歯目としてはけっこう大きく、体長50cm以上の個体も。
集団で小屋の中にいて、外へは一歩も出てきてくれませんでした。
リスザル。愛称はリッキーとリリー。どっちがどっちだかわかりませんが。
エリマキキツネザルのエリリン。
この愛称は公募によるものだそうですが、ちょっと安易じゃないか…?
これは普通の山羊ですね。
他にもブタや羊、馬などなじみ深い動物が多くいました。
鳥類も充実していました。
これはインドクジャク。
雄の一羽が羽を広げて盛んにアピール。
(アピールするときは羽を広げるだけではなく細かく震動させるんだ…)
でもそのターゲットになっていたらしい雌は華麗にスルー。
ところで羽を広げたクジャクを後ろから見るとけっこう情けない格好なんですね。
………いろいろ、人間も同じ??
エミューというダチョウ目の鳥。別名ヒクイドリ。
オーストラリアの国鳥だそうです。
普段は大人しいのですが、甲高い音(金属音や子供の叫び声)に興奮して走り回ることがあるとか。またダチョウと同じくキックが強力!
ということで、柵の前には『キケン 手や顔を近づけないで下さい』の文字が。
オオフラミンゴ。
なぜかそろって首が収納状態。
ホオジロカンムリヅル。
ツルといっても日本でなじみ深いタンチョウとはだいぶ趣が違います。
草の実から昆虫やカエルまで食べる雑食性。
キリンや象、ライオン、トラなどの大物はいないのですが、小田原城の象の狭そうな様子を考えるとこの方がいいのかもしれません。
コメント
エリリン、懐かしいです。呼び掛けても見向きもしなかったのに銀杏の葉っぱを檻に近づけたらターッと駆け寄ってくれて可愛かった…です。天国で迫力のあるアクロバット運動をしてるのかしら。