中川船番所資料館

東大島駅から川に沿って徒歩ほんの数分の場所にある【中川船番所資料館】に行ってきました。
メイン展示室は3F。
エレベータを降りるといきなり目の前が中川番所の実物大ジオラマでびびります。しかも見学者が立っている場所は川の中(笑)
ジオラマの中を歩いて行くと、船番所役人の台詞が聞こえてきます(声は声優のチョーさんかな)。それによると、どうやら酒を積んだ船を検査するのが日常的な業務だったようで…もちろん他の関所などと同様、いわゆる『入り鉄砲に出女』、江戸への武器持込や、江戸から出ていく女性の取り締まりもやっていたようです。
周囲のパネルに詳しい説明があります。
もう一つの展示は、釣竿。
江戸時代の釣り道具・釣り文化に関する展示が。
加工に使う道具などもいろいろありました。
3F展示室に隣接する展望室からは、かつて船番所があったあたりを見下ろすことが出来ます。
いまはそのあたりは『川の駅』として整備され、公園や売店がありました。
20140416スカイダック.jpg
水陸両用バス sky Duck の発着場・バスが川へ出入りするためのスロープもありました。
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2Fに降りると、江東区の歴史についての展示でした。
昭和30年頃の家のジオラマがあって、その『居間』のテレビで『皇太子殿下(今の天皇陛下)の婚礼』や『ダッコちゃんブーム』を伝えるニュース映画がみられたり。
他にも、江東区内の昔の写真が多数。まぁ写真が残っている程度の『昔』、昭和30~40年頃のもので、写っている場所も区外の人間にはなじみの薄いものばかりですが…。
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小規模ですがきれいな博物館です。
僕が行ったときにはほとんど見学者がいなかったのですが…。
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【中川船番所資料館】
http://www.kcf.or.jp/nakagawa/index.html
都営新宿線東大島駅より徒歩5分
開館時間:9:30~17:00(16:30最終入館)
休館日:毎週月曜(祝日・振替休日の場合は翌日に振替)、年末年始、展示替え期間
観覧料:高校生以上200円(深川江戸資料館、芭蕉記念館との共通券500円もあります)、小中学生50円

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