3日目の午後は岩村から2時間弱かけて名古屋へ移動、名古屋港エリアをいろいろ見て回りました。このあたり前回来たのは愛・地球博の時だから、10年以上ぶり…。それに前回は南極観測船ふじしか観ていないので、今回はひととおり全部まわってみようと。
名古屋港にはポートビル展望室、名古屋海洋博物館、南極観測船ふじ、名古屋港水族館の4つの見学スポットがあります。水族館以外の3館共通または水族館も含めた4館共通チケットもあり、かなり割引きされているのですが、それぞれの入館時間にくらべてかなり早く販売が終了してしまいます。特に4館共通チケットは13時に販売終了(売切ではなくその時刻で終了)で、今回は名古屋港到着が14時だったため間に合いませんでした…。3館共通チケットは15時まで販売なので、そちらを購入して、水族館は別に購入することにしました。
展望室
まずは名古屋港ポートビルへ。独特な建物の形状は、海原を走る真っ白な帆船をイメージしたものだそうです。この写真だと『帆』を真横から見る方向になってしまったので、いまいちイメージが掴めませんが…。
最初に7階の展望室に向かいます。
帆船のマスト(帆柱)の部分がエレベータ、ヤード(帆桁、帆を吊す横木の部分)が細長い展望室になっています。地上53m、周囲には都心のような高層ビルがないので遠くまで見渡せます。
東側には公園?ステージ?があります。夜に花火大会があるらしく、その準備をしているようでした。
北側、ほとんど見下ろすような方向には、南極観測船ふじが停泊しています。こうしてみるとヘリ甲板が広いですね。
西側、ふじの停泊している対岸には、名古屋港水族館があります。
名古屋海洋博物館
名古屋海洋博物館は、展望室と同じ名古屋港ポートビル内にあります。
博物館は帆の下のビル部分の3階~4階にあります。エントランスは3階です。
日本一の名古屋港
最初のコーナー『日本一の名古屋港』の1/2,500パノラマ模型。
こんなに広いんだ…。
ガーデン埠頭付近を拡大してみました。ポートビルやふじ、水族館がしっかり再現されています。
みなとの役割
ここには船の模型がいくつも。これはコンテナ船の日向丸です。
豪華客船のクリスタルシンフォニー。1度こんな船にも乗ってみたいなぁ…
おたのしみブリッジ
『おたのしみブリッジ』の目玉、操船シミュレータ。小型船で名古屋港内を航行します。想定コースが2つあるのですが、空いていたので両方に挑戦できました。
昭和50年頃の船のブリッジの様子を再現しているそうです。記念撮影スポット?
体験リアルポート
輸入品の紹介コーナー。触ってみられるサンプルもあります。
こちらは輸出品。自動車の部品などの工業製品が並んでいます。展示スペースは貨物線に積み込むコンテナのサイズだそうです。
ガントリークレーンの操作シミュレータがありました。シミュレータといっても操作法はゲームとして気軽に楽しめるように簡略化されています。
評価『ベテラン』でした。その上に『マスター』があるようですが。
この手のゲームがあるとつい本気でやってしまいます…
名古屋港の歴史
開港当時(明治40年)の名古屋港の模型。現在海洋博物館のあるガーデン埠頭になっているあたりだそうです。
こちらは伊勢湾台風(昭和34年)で被害を受けた名古屋港の模型です。倒壊している家があったり、土台が流されて線路が曲がってしまっていたり、材木が散乱していたり、酷い状態です。
海を通じた交易と世界とのつながり
ここからは4階の展示です。4階展示室は3階展示質の半分くらいしかありません。
このあたりは船の発達史の展示ですね。帆船の模型が並んでいます。
昔の船内の様子を表した実物大の模型がありました。
単館入場料300円とは思えないほどの充実した展示で非常に楽しめました。
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