サント・ドミンゴ教会跡~小学校の地下に隠されたヨーロッパ風石畳!

次に【サント・ドミンゴ教会跡】の見学に行きました。


地図を見ながら歩いていくと…
小学校校門
江戸時代の屋敷の門を思わせる形ですが、これは遺構でも復元建築でも何でもなく、ただの小学校の通用門です。
この小学校、いろいろヘンです。
門はこんなだし、塀には鉄砲狭間があるし、体育館らしき建物には城の天守閣のような破風があるし。
大官屋敷井戸
こちらは本物の復元物(って日本語がおかしい?)。
代官屋敷の井戸跡。
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サント・ドミンゴ教会跡はこの小学校の校舎の地下に相当する部分にあるのですが、教会跡・資料館の入口は校門とはまったく別になっています。
まぁ、授業中の校舎のそばを部外者がウロウロしても邪魔でしょうし、見学を装って不審者が校舎内に入り込んだりしら大変ですからね…。
校地の裏側へ回り、専用の入口から中へ入ってみると…
サンドミンゴ教会跡
校舎1Fの一部~地下を使って、発掘された教会跡がそのままの状態で保存展示されています。保護のため最小限に抑えられた照明の下、遺構の上に渡された通路から見下ろして見学できるような作りになっています。
サント・ドミンゴ教会は江戸時代初期のキリスト教禁教以前につくられた教会。
地下室と思われるスペースがいくつかと、階段の一部が残っています。
サンドミンゴ教会石畳
教会にあった石畳。
奇麗に残っているものです。
サントドミンゴ教会跡井戸跡.jpg
中央に移っている円筒状の石積は井戸跡。
日本のものに比べて重厚な作り。
別室の資料室には、発掘された花十字紋瓦などが多数展示されていました。
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というわけでサント・ドミンゴ教会跡、なかなかの迫力でした。
長崎市内観光の機会があったらぜひどうぞ。

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