次は同じ敷地内にあるパールシーセンターの見学をしました。
ここには水族館、船の展示館、アイマックスドームシアターがあり、一度チケットを購入すれば終日出入り自由。また遊覧船の半券があると200円割引でした。
水族館に入ってすぐ。
【真珠の取り出し体験】コーナーがありました。
…こういうの、やってみたくなってしまうタチなんで^^;
まず、籠の中にたくさん用意されている貝の中から好きな物を1つ選びます。
次に、貝の隙間から小さなナイフを差し込んで貝柱を切り、貝を開きます。
ピンセットで貝の身を探っていきます。
…なかなか見つからないので手袋をした左手の指で身をつまんでみると、指先に固い感触が。
そのあたりにピンセットを突き刺して皮を破ると…
あった!
きれいな白色、標準よりほんのちょっとだけ大きめの真珠がでてきました。
このまま持ち帰ってもいいのですが、染みや汚れを取り、磨いた上でペンダントに加工も出来るというので、そうしてもらうことにしました。
加工は即日ではないので、後日自宅まで送ってもらえます。
#うまく商売に乗せられている気もしますが、
#旅行中はむしろ積極的に乗せられることにしているので…。
僕が体験を始めたときは他のお客さんは完全無視で素通りしていたのに、終わる頃には家族連れだのカップルだので行列に。…僕がやっているのが楽しそうに見えたのでしょうか(笑)
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【水族館】内のいろいろ。
小さな水族館なので、あまり大型の魚はいないのですが…。
エントランスにあるリュウグウノツカイの模型。
独特の姿と数メートルもある体長はインパクトがあります。
館内で一番大きな水槽(といってもそれほど大きくはないのですが)の中には、シノノメサカタザメが泳いでいます…サメと名前はついていますがエイの一種。裏側から見たときのこのマヌケ面(苦笑)はまさしくエイ…って、そんな見分け方でいいのか?
カブトガニ。岡山以来、また生きたカブトガニを見られるとは。
日本国内では、岡山(でも絶滅寸前らしい)と九州北部・山口あたりが生息地なんですね。狙っていたわけではないのですが今年はその全部を訪れたことになります。
他に、ナマコやヒトデに触れるコーナーがありました。
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次に、【IMAXドームシアター】へ行きました。
ドーム型のスクリーンで普通の映画館よりも視角が広く、迫力があります。
上映されていたのは【ドルフィン&ホエールズ】。
イルカやクジラを紹介する、40分の映像でした。
目の前いっぱいに広がるクジラの姿…
全体的にちょっと説教臭い内容なのがちょっと…。
要約すると『絶滅しそうなんです!可哀想でしょ』
と情緒に訴えるだけで、科学的な掘り下げは浅かったように思いました。
…真面目な博物館じゃないからいいのかな。
これと【名探偵コナン】のスペシャル版が交互に上映。
コナンの方は大人気で行列が出来ていましたが、、、クジラは人気無いなぁ…。
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そして【船の展示館】。
丸太をくりぬいて作った船から現代のヨットまでの発達史を、多数の模型で解説しています。
奧に1/3の朱印船、右手には実物大の帆柱が見えます。
実物大パピルス船。カヌーや丸木船もありました。
大航海時代のヨーロッパ船、中国や日本の船の模型が多数あります。
1/3サイズの朱印船の模型。
・4つの帆のうち、中2つは中国式の四角い竹編みの帆
・前後の2つは、西洋式の三角布帆
・そして船縁には日本風の欄干。
朱印船は西欧、中国、日本の技術が混ざって出来ているのですね。
そう知ってから見るととても面白い形です。
この模型には乗ってみることも出来ます。内部構造も再現されていますが、1/3サイズなので船内に入るのはちょっと無理(笑)
水に浮かべたこともあるそうです。
江戸時代の灯台、灯明台。これは1/2サイズです。
平戸の【寺院と教会の見える風景】付近にこれと同じ物が並んでいました。
他に、現代のヨットの備品の展示など。
バイキング船を漕いでゴールを目指すという、ちょっとしたゲームもありました。
…ひたすらオールを前後に動かすだけなのであまり面白くはないのですが(笑)
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と、いろいろ見ている内に閉館時刻が近づいてきました。
センターを出てバスの時刻まで付近を散策。
多数のヨットが停泊する港や土産物店、飲食店があります。
そして佐世保方面へ…。
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残念ながら【船の展示館】と【IMAXドームシアター】は2008年8月末で閉館。
改修工事を経て、2009年夏からパールシーセンターはすべて水族館になるそうです。
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【西海パールシーリゾート】
http://www.pearlsea.jp/
長崎県佐世保市鹿子前町1055
交通:佐世保駅よりバス利用
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