九十九島

セイルタワー前からバスに乗って【鹿子前桟橋】まで。
【西海パールシーリゾート】へやってきました。


佐世保市営バス
派手な車体ですが、これは佐世保市営のシャトルバス。佐世保駅前から鹿子前桟橋まで、日中は1時間に2本程度運行されていますが、夕方以降は本数が激減してしまうのが難点。
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ここへ来た最大の目的は…【九十九島(くじゅうくしま)】クルージング。
バスを降りるとすぐ遊覧船乗り場へ突進、14時出発の【パールクィーン】号に飛び乗りました。
パールクィーン号
甲板へ上がったのは、子供と中国人観光客ばかり。
日本人の大人の大半は、冷房の効いた船室に閉じこもってしまいました。
おーい。
窓は小さいし汚れているし、せっかくここに来たのに勿体ないぞー。
と思うのですが、、、まぁ凄まじい暑さなので仕方ない、、、のかな。
元気ないな、日本人。
まぁ、そのおかげで甲板上は空いていて、右舷左舷と絶景を見放題だったわけですが。
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出航。
出発直前は天気が心配だったのですが、港を出ると上空は晴れ。
冗談のように空は青く、水は透明感のある緑がかった深い青。
島々の土と岩はオレンジに近い茶、そして木々の濃い緑。
強い日差しに肌は焼けますが(笑)、
その分景色はくっきりとしたコントラスト。それぞれの色が際だっています。
日本にも、こんなに海のキレイなところがあるんだ…。
横島
出航してすぐ、【横島】
ライオンが寝そべっている形、といわれています。
上手く写真に撮れなかったのですが、間近を通るときに見るとなんとなく岩場が『顔』に見えなくもない…かも。
牧の島
たぶん【牧の島】【桂島】との間の細い水路を通っているところ…だと思うのですが、景色を見るのに夢中で写真を撮るときにメモをとっていなかったので違うかも…
水がきれいなので水没している部分まで見えています。
松浦島
【松浦島(まつらじま)】
深い入り江をいくつももった、複雑な形の島です。
かなり大きな島ですが無人島。
船は入り江の1つの奥深くまで入っていきます。
迫る両岸、フラクタル図形を描く海岸線。
人工物がまったく見えない、自然のままの姿。
探険気分。
最深部に着くと、そこで船はUターン。
諸島
【諸島(もろしま)】
潮の満ち引きによって岩場が露出したり水没したり、なのでしょう。
この写真の右寄りに、岩場の上のコブのように盛り上がっている岩が写っているのに注目。
長南風島
こちらは船の反対側の【長南風(ながはえ)島】
写真中央左寄り…奧の島と重なってしまって見づらいですが、諸島と同じ程度の大きさの岩が飛び出ている部分があります。これら2つの岩はあわせて『狛犬』に見立てられています。
…そう思って見るとたしかにそんな感じです。ちゃんと向かい合っているわけではないのですが。
筏を運ぶ船
九十九島では牡蠣や真珠貝の養殖が行われています。
養殖用の筏を押している漁船とすれ違いました。
鞍掛島
【鞍掛島】
島の形が鞍に似ているから、という他に、
・神功皇后がこの島に立ち寄り、松の木に馬の鞍を掛けた
・神々がこの島に集まり、松の木に馬の鞍を掛けた
という伝説もあるとか。
オジカ瀬
【オジカ瀬】
浮上した潜水艦のような形と、『艦橋』の上に生えるクロマツが特徴。
戦時中、本当に潜水艦と間違えて米軍が誤爆したこともあるそうです。
その奥に見える、三角形と台形がならんだような島は【高島】。
本土からは離れていますが比較的大きな島で九十九島の中では数少ない有人島の1つ。
そしてこのあたりで船は進路を桟橋に向け、帰路につきます。
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とにかく非常に美しい景色でした。
やたらと写真を貼り付けておいて、こう書くのもアレですが、、、
肉眼で見なきゃわからん!
…50分があっという間に感じられる、とてもエキサイティングなクルージングでした。
他にも無人島に上陸可能なコースやヨット・カヤックに乗るコースもありました。
次に行く機会があったらそちらにも挑戦してみたいと思います。
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オマケ
パールクィーン船内
パールクィーン船室。
…窓に背を向けて座る人がいるのでしょうか…?
桟橋
桟橋を真上から見下ろしてみると…ポールの上面に顔が(笑)
【九十九島】と書いて【つくもじま】と読むと、島原にある地名になるそうです。
同じ長崎県内なのでさらにややこしい…。
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【九十九島クルージング・パールクィーン】
http://www.pearlsea.jp/cruising/pearlqueen.html
西海パールシーリゾートより出港
チケットは鹿子前観光ターミナルビル内で発売
運行時刻は季節によって違うので、事前に確認して下さい。
乗船料金:大人1,200円
       ※パールシーセンターの入場券があると割引
所要時間:50分
西海国立公園までは佐世保駅よりバス利用(230円)。
ただし夕方以降は本数が少ないのでご注意下さい。

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