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五稜郭タワー

五稜郭タワー

志苔館からバスで五稜郭まで直行、前回の函館訪問時(2010年8月)には1時間待ちで断念した五稜郭タワーに昇ってきました。干支一回りしての再挑戦!

前回は館外まで待ち行列が続いていて建物の中に入ることすら出来なかったのですが、今回はガラガラ。すぐにチケットを購入してエレベータで地上90mの展望室へ。

展望室2階

展望室は2層になっていて、地上からのエレベータが到着するのは2階です。

展望室から見下ろす五稜郭。美しい形です。これを見たかったんだよ…。
五稜郭といえば最大の特徴はこの星形。ですが地上で見学しているとこの形の面白さがまったく判りませんからね…。

函館奉行所が見えます。たしか前回訪問時はまだ復元完成・開館して1ヶ月くらいしか経ってない頃でした。

…今回は五稜郭の中には入りません(笑

展望室にある五稜郭のジオラマ。かつてどこにどんな建物があったのか判ります。現在は函館奉行所の1/3ほどだけが復元されていますが、多くの建物は平面表示のみです。

有名な土方歳三ひじかた としぞうのブロンズ像(座像)。ほぼ原寸だそうです。

このような歴史的場面のジオラマも多数展示されています。これは榎本武揚の軍が五稜郭に入城する場面…だったかな。ちょっとピントが合ってないですが先頭に日の丸が掲げられています。

展望室1階

展望室1階に下りました。展望室1階~2階の移動にはエレベータは使えず、階段で上り下りします。

1階にはお約束の『透明な床』があります。ここも地味にラブライブサンシャインの聖地ですね…

展望室下層は地上86m、下に見えるものが小さすぎて高さに現実感がありません。

新撰組ソフト330円…だっけ?ラムネ味とバニラ味のミックスです。展望室下層で買えます。

…んが、展望室は上層も下層も座れる場所がなく、またエレベータへの飲食物の持ち込みが不可のため、立ったまま食べきるしかありません。

どこが新撰組かって…青白のカラーリングが新撰組の羽織をイメージさせるから、でしょうか??

1階

1階へ降りてきました。1階には売店があり賑わっていますが、窓際にはいろいろ展示品があります。

これは五稜郭とも縁の深い、幕末の軍艦・開陽丸の模型です。江戸湾を脱出して新天地蝦夷にむかいますが、悪天候に襲われて江差沖で座礁、そのまま沈没してしまった悲運の船です。

※今回の旅行では江差にも行く予定

五稜郭と言えば真っ先に話題に上がる、蝦夷共和国総裁の榎本武揚えのもと たけあき。軍事叛乱の首魁であるにもかかわらず死刑にはならず、明治5年(1872年)に特赦された後は新政府で役職を得、最終的には大臣をいくつも歴任するほどまでに出世しました。

僕にとっては1988年に日本テレビ系で放送されたドラマ『年末大型時代劇・五稜郭』で里見浩太朗さんが演じた榎本武揚のイメージが強いです。

こちらは五稜郭を設計した軍人・学者の武田斐三郎たけだ あやさぶろうです。非常に優秀な人物だったようで、函館に諸術調所(教育期間)が開設されるとその唯一の教授となり後進の教育につとめたそうです。教え子の中には榎本武揚もいたとか…。しかし戊辰戦争~箱館戦争には関わらず、明治維新後は新政府に仕えて陸軍大佐にまでなりました。

アトリウム

五稜郭タワー1階の西半分は、全面ガラス張りのスペース『アトリウム』です。ベンチや飲食売店もある広々としたスペースになっています。

アトリウムの一角にもなにやら展示が…

幕末に仏蘭西から輸入された野戦砲・仏式四斤山砲の実物大模型です。

土方歳三ブロンズ像(立像)。
展望室の座像とアトリウムの立像の他、実はもう1つ土方歳三の胸像があるそうですが、現在は非公開とのこと。

まとめとデータ

上から五稜郭全景が見られて満足しました。写真だとよく判りませんが五稜郭は非常に大きく見えます。撮影するときにはスマホの通常モードではフレームに入りきらず、広角モードにしてギリギリでした。

Webサイト五稜郭タワー公式サイト
地図GoogleMap
アクセス函館バス『五稜郭』下車 徒歩15分
または『五稜郭公園入口』下車 徒歩7分
開館時間09:00~18:00
休館日無休
入場料大人900円、中高生680円、小学生450円
1階のアトリウム、売店は無料
備考駐車場、コインロッカーあり
1階、展望室2階にトイレあり

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