続いて、すぐ隣にあるデンマーク館へ。デンマーク館は旧ヨハン・フラウベルト邸跡地にあるデンマークの歴史や文化を紹介する博物館です。デンマークのバイキングミュージアムやアンデルセンミュージアムの協力をうけ、デンマーク大使館とデンマーク通称事務所の後援で建てられました。
1階
1階展示室は、主にバイキングについてのものです。吹き抜けの中央部に展示されたバイキング船の1/2模型が目を引きます。船上のバイキングはデフォルメされたユーモラスなものです。昔アニメで見た『小さなバイキング・ビッケ』の登場人物にもちょっと似ています。
バイキングと言えばこの短い角のついたカブト!…という知識もアニメから得たものですが。
ケースの中の斧などは武具でしょうか、工具でしょうか?
アンデルセンの代表作『人魚姫』に登場する人魚の像。なんちゃって3D写真にしてみました。
この像はコペンハーゲンにある有名な人魚姫像の1/2サイズだそうです。一般的には人魚といえば上半身が人間で下半身が魚の姿として描かれますが、この像では足の先端だけがヒレになっています。これはモデルとなったエリーネ・エリックセン(人魚姫像を制作した彫刻家エドヴァルド・エリックセンの妻)の脚があまりに美しかったためだそうです。
なお人魚姫像のモデルとして王立劇場のプリマドンナだったエレン・プリース(日本では俳優・岡田眞澄氏の伯母としても知られている)が有名ですが、彼女がモデルになったのは顔だけなんだそうです。
2階
2階は中央部が吹き抜けで、円形の通路に沿って展示が並んでいます。
バイキングについて、デンマークについて、アンデルセンについて…といろいろです。
アンデルセンの使っていた家具らしいです。落ち着いた上品なデザインですね。
データ
Webサイト | オランダ館グループ公式サイト デンマーク館の紹介 神戸北野異人館街サイト デンマーク館の紹介 |
Google Map | デンマーク館 |
アクセス | 新幹線 新神戸駅より徒歩15分 JR三宮駅より徒歩20分 |
開館時間 | 9:00~18:00(3~12月) 9:00~17:00(1~2月) |
休館日 | なし |
入館料 | デンマーク館のみ500円 オランダ館グループ3館共通1,300円 |
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