龍馬歴史館

はりまや橋から桂浜へ移動しようと思ったのですが、また1時間以上バスがありません。
というわけで、またタクシーを利用。


龍馬歴史館・外観.jpg
龍馬歴史館到着。
桂浜を見下ろす山の上にあります。
常設展示は地下2階。
地下1階ではスクリーンでビデオ上映…武田鉄矢が登場していたような(お約束?
で、地下2階まで降りると…
展示室はそれほど広くないのですが、いろいろ面白いものがあります。
龍馬歴史館・日本を洗濯.jpg
有名な
『日本を今一度せんたくいたし申候事~』
の手紙。
実姉・乙女に宛てた長大な手紙の全文が展示されています。
龍馬歴史館・ジョン万次郎のアルファベット.jpg
左にあるのはジョン万次郎が書いたアルファベットの事態見本。
…当時はこんな飾り文字のような書き方が主流だったんでしょうか?
ジョン万次郎は日本語の読み書きは出来なかったそうです。
龍馬歴史館・血のついた屏風.jpg
龍馬が暗殺されたときに近江屋にあった屏風。
下の方に血痕があります。
龍馬歴史館・屏風の血痕.jpg
点々と残る赤い斑点が龍馬の血…。
龍馬歴史館・スミスアンドウエッソン.jpg
これは龍馬が使っていた物と同型の銃。
スミス・アンド・ウェッソンの第1型22口径と第2型アーミー32口径。
『龍馬が使っていた銃』ではなく『同型の銃』なのですが、レプリカではなく本物。
まだ整備次第では発射も可能な状態のため、せっかく寄贈を受けたにもかかわらず銃刀法違反としてしばらく展示できなかったそうです。
銃刀法では公務員が管理者ならば博物館での展示は可能なのですが、この龍馬記念館は県が直接管理しているのではなく指定管理者の県文化財団が運営しているため問題となってしまいました。
しばらく警察と協議した末、博物館職員に県職員の身分を一時的に与えて管理するという形でようやく展示に漕ぎ着けたそうです。
続いて2階展示室へ。
龍馬歴史館・夕顔の船室.jpg
船中八策を練った土佐船【夕顔】の船室をイメージした部屋。
その時代にこんなきれいな洋風の船室を持った船があったんですね。
龍馬歴史館・龍馬の生家の模型.jpg
坂本龍馬の生家の模型。
よく低い身分だと強調されますが、大きな家ですね…。
龍馬歴史館・近江屋セット.jpg
近江屋の再現。
刺客の進入路も図示されています。
他にもインタラクティブに動画が映し出されるコーナーなどがありました。
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最後に屋上展望台に上ってみることにしました。
龍馬歴史館・休憩室.jpg
休憩室。ここからも浜が見えます。
展示室はそこそこ混んでいるのですが、ここまで上ってくる人はほとんどいません。
龍馬歴史館・屋上からの眺め.jpg
龍馬歴史館屋上からみる桂浜。
ちょっと曇り気味、波が荒めですが遠くまで良く見渡せます。
ちょっと地味ですが、高知市街地から桂浜まであしを伸ばすならオススメの見学スポットです。
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【坂本龍馬記念館】
http://www.ryoma-kinenkan.jp/

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