日本の三大がっかり観光名所といえば、
札幌の時計台、
沖縄の守礼門、
高知のはりまや橋。
守礼門の代わりに長崎のオランダ坂を挙げる人もいますね。
まぁとにかく。
いままでむしろ積極的にガッカリ名所に足を運んできたのですが…
今回はとうとう最後に残った【はりまや橋】にやってきました。
昼食をとったひろめ市場からは歩いても10分ほどの場所にあります。
♪土佐の高知のはりまや橋で,坊さんかんざし買うを見た
とよさこい節にも歌われたはりまや橋。
江戸時代に堀川を挟んで本店を構えていた【播磨屋】と【櫃屋】が、お互いの往来のために架けた施設の小さな橋がもともとのはりまや橋とされています。
その後なんどか橋は架け替えられ、1960年代には堀川が埋め立てられてしまいましたが…
現在はJR高知駅から続く国道32号線を挟んで、東西に【はりまや橋公園】として整備されています。
鮮やかな赤に塗られた西側には太鼓橋、
まぁ、本当に小さいので、見てガッカリする人がいるのも仕方ない…のかな?
ガッカリするのが楽しみ出来ている人も多いのでは…??
橋のたもとには、はりまや橋にまつわる悲恋の物語として有名な純信とお馬のモニュメントが建てられています。
東西の公演を結ぶ地下通路。
展示コーナーもあります。
地下通路にある昔の高知市街を表した絵図。
かなり大きな絵なのです。
この写真に写った部分の中心にかつての播磨屋橋の姿が描かれています。
公園東側地下。
朱塗りの旧欄干が展示されています。
えーと。
写真には写らないように角度を工夫したのですが…
ここに棲み着いている人もいます。
はりまや橋公園東側。
こちらには明治時代のはりまや橋を復元したものがあります。
東西とも、橋の下にはちゃんと水路が再現されています。
さて。
はりまや橋公園の近くのビルの壁には大きなからくり時計があります。
毎正時に動くようです。
最初の状態では壁にピッタリくっついた大きな時計、というだけなのですが…
壁から浮き上がってきました!
上には高知城天守閣、
下にはよさこい節を踊る人形が…。
さらに右にははりまや橋、
左には桂浜(坂本龍馬つきw)が出てきます。
このデモが恐ろしく長い!
7分くらい続きます。
…あ、時計の指している時刻をみてバレました?
実は最後収納されるときの写真を逆順で載せました(汗