博物館網走監獄からオホーツク流氷館までは、水平距離は近そうなのですがずっと上り坂です。
バスだと一瞬ですが、歩こうとしなくてよかった…。
というわけで【オホーツク流氷館】に到着。
どうやらここは天都山の山頂でもあるようで、オホーツク流氷館には展望台も設置されています。
そのほか、建物内にはレストランや土産物店もあるようです。
オホーツク流氷館のみ入場有料のようです。
1F入口すぐにはビデオシアターがありました。
ハイビジョンで網走の四季の映像を上映しています。
流氷の季節にも来てみたいなぁ…。
ビデオシアターの隣には展示室があります。
流氷ができる原理や流氷が流れる範囲を表す地図、
オホーツク海沿岸の文化などについての展示があります。
次はこの流氷館の目玉展示、流氷体験室へ。
案内には2Fと書かれていますが、なぜか階段を下っていきます…ここはむしろB1Fと言うべきのような…。
流氷体験室の前にはこの写真のような防寒服が用意されています。
室内に長時間室内に留まる場合にはこのような装備が必要のようですが…
『普通に見学する分には着なくても大丈夫ですよ』
ということで、真夏の服装のまま中へ…。
入口で濡れタオルを渡されます。
これはあとで『実験』に使います。
流氷体験室は二重扉になっています。
写真は二つ目の扉。
この写真を撮っている部屋がすでにかなり温度が低くなっています。
そして入ってきました、流氷体験室。
周囲の氷はすべて本物の流氷を採取したものです。
室内温度はマイナス15℃以下。
でも意外に寒くは感じませんでした。薄手のシャツで腕まくりをしているのに。
身体が温まっているからでしょうか。
『寒い』というよりは『空気が非常に冷たい』という感じ。
…うーん、違いがわかるかなぁ。
冷凍庫並の低温ですが、素手でどこかに触っても凍り付いたりしないように湿度を低くしてあるそうです。
室内には流氷の他、キツネやアザラシなどオホーツク地方に住む動物の人形(剥製?)がおかれており、また海に浮く流氷の出す不思議な音が流されています。
(下の動画の、アヒルの鳴き声のような音)
ではここで実験『しばれ体験』を。
入口で渡された濡れタオルをその場で10秒ほど振り回していると…
この通り、凍り付いて固まってしまいます。
テレビ番組では何度か見たことがありましたが、自分の手でやると面白いもので、
他にほとんど人がいないのをいいことに3回もやってしまいました(笑
動画でもどうぞ↓
オホーツク流氷館・実験.wmv
この日は網走としてはかなり気温が高かったのですが、
しばらく流氷体験室の中にいてすっかり汗が引きました(笑