あとは出口の方に向かいつつ見学…。
【浴場】
網走監獄の浴場。
独立した建物になっていたんですね。
銭湯なら番台になっている位置には監視が。
入口と出口が別々になっていて、浴場内は一方通行しかできません。
脱衣して、
1つめの湯船に入り、
あがって身体を洗い、
2つめの湯船に入り、
上がって服を着て終了。
すべてが秒単位で決められており、もちろん一部始終を監視されます。
監視専用の部屋もあり、ゆったり温まるという雰囲気ではなさそうですが、
それでも娯楽のない囚人にとっては入浴は楽しみだったそうです。
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【教誨堂】
明治時代の建築を移設した物。
中は広間になっていて、現在は企画展示室になっています。
僕が見に行ったときには北海道道路の工事関係の資料などが展示されていました。
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【単独房】
獄舎から独立した単独房がありました。
暴力行為など重大な規則違反をした囚人が懲罰のために入れられる房。
中はこんな感じ。
まっすぐ横になることができないほど狭く、窓がなく扉を閉めると真っ暗になるというもの。
こんなところに数日入れられたら精神を病みそうです。
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最後にグッズショップで記念品などを購入、網走監獄の見学終了。
監獄・刑務所という、他ではなかなか観ることのできないテーマの展示は非常に面白いものでした。
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博物館網走監獄前のバス停から、ちょうど『施設巡り線』に乗車できました。
次は【オホーツク流氷館】へ。
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【博物館網走監獄】
http://www.kangoku.jp/
開館時間:夏期08:00~18:00、冬期09:00~17:00
年中無休
入館料:大人1,050円、高校・大学生730円、小中学生520円
見学所要時間:3時間~