西表島&由布島ツアー

旅行5日目の午前中は西表島&由布島のツアーです。西表島は以前も行ったことがあるのですが、今回は前回行けなかった仲間川クルージングをメインにしたツアーです。

いままで気付かなかったのですが、石垣島の離島ターミナルには具志堅用高の像がありました。

西表島への船は小型の高速船です。波照間航路にくらべると揺れが小さく所要時間も半分なので船酔いせずにすみました。

西表島大原港からはバスで移動。
これは大原港近くの信号。西表島には信号器がここと西部地区の小学校前の2箇所にしかありません。そして波照間島など西表島より南にある島には信号器がないので、これが日本でいちばん南にある信号器です。

※波照間島にも道路ではない場所に子供の学習用の信号器があることはあるらしい

仲間川クルージング

西表島西部の浦内川には行ったことがあるので、今回は大原港から近い仲間川へ行きます。仲間川河口近くにかかる仲間橋には、イリオモテヤマネコの像が…ってバス車内から撮ったら思いっきりブレた…。

仲間橋を渡ってすぐの場所にある船着き場から小型船に乗り、仲間川を遡っていきます。西表島は海岸近くのごく狭い範囲にしか人が住んでいないので、出発するとまもなく視界から人工物は消え、両岸はマングローブになります。

乗り場付近では川幅300m近くあるのですが、どんどん細くなっていき、このあたりでは50mくらいかな…。
ちょっと天気が悪いのが残念ですが、リアルジャングルクルーズです。

つーか寒い!
与那国島で肌を焼かれたのがたった3日前のこととは思えません…。

山の中腹に展望台が見えます。その下の川岸には船着き場もありました。それ以外には人工建築物は見当たりません。本州だと山の多い地方でも送電線が見えたりしますが…。

5kmほど遡ったところが今回のクルーズの目的地。
可能な限り自然の状態を変えないようにという配慮なのか、小さな浮き桟橋1つ。そこから細いデッキを通って森の中へ入っていくと…

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はい、ありました!日本最大の『サキシマスオウノキ(先島蘇芳の木)』。高さ18m、波打つ板のような形状の根が面白いです。

これは立体視できた方が形の面白さがよく判るでしょう。

VRで周辺の様子もどうぞ。

僕の手のひらに余るほどの巨大な2枚街は…
なんとシジミだそうです。
1cmにも満たない小型の貝だと思っていたのに、西表島ってリアル巨大生物の島かよ!

由布島

仲間橋の船着き場まで戻って、次はバスで北上して由布島へ。由布島と西表島の間は水深が浅いので、船ではなく水牛の引く車に乗っていきます。

水牛君、目の前で大も小も出してくれました(笑

由布島は全体が亜熱帯植物園になっています。
一周すると2kmの小さな島ですが…観光ツアーで来ると時間が短すぎて回りきれないのよね…次の機会があったら自分で手配して2、3時間とってのんびりしようかなぁ…。

写真は水牛発着場の近くにある水牛之碑
墓や慰霊碑ではないので『別に手を合わせたりしなくていいよ~』とのこと。

バリケンという鴨の一種。沖縄でしか見たことがありません。逆に沖縄ではあちこちで見かけます。もとは食用家禽として持ち込まれたのですがあまり普及せず、沖縄では逃げ出して野生化したものが公園などに棲み着いているようです。

由布島の見所のひとつ、蝶々園に来ました。。

温室の中に多数のオオゴマダラが飛び交っています。自然の状態でこれほど多くの蝶に囲まれることはあまりないでしょう。

ケースの中ではなく生で蛹をみることができます。羽化したばかりなのかな?
蛹は金色(石垣島鍾乳洞でも観たとおり)ですが、中身が抜けると透明になってしまうんですね。

かつて小中学校があった後。いまは校門の門柱しか残っていません。

井戸の跡。周囲を海に囲まれた平坦で小さな島であるにもかかわらず、真水の井戸があるというのは不思議です。

西表島とは反対側の浜までたどりつきました。ここはマンタ浜と呼ばれています

幸い雨はやんでいるものの、雲は厚く風も強く、寒いです。

これはジンベエザメでしょうか、ずいぶん可愛らしい造形です。

貝の館という展示館らしいのですが休館中のようでした…。

これはオオタニワタリという植物ですが、若い葉は食べられるそうです。

昔の水牛車の展示。水牛車より水牛の造形が…

今日は車を引かない水牛が休んでいる池。由布島は住んでいる人間の数より水牛の方が多いのだそうです。

帰りにすれ違ったこの水牛車は、1台しかないの四輪の大型車だそうです(他はすべて二輪)。

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