高原バスで室堂ターミナルへ

弥陀ヶ原を出発した高原バスは、途中天狗平を経由して室堂ターミナルへ向かいます。

途中、天狗平バス停付近からソーメン滝が見えました。立山地獄から湧き出ているお湯が流れ落ちている滝です。落差130mとかなり大きな滝で遠目には美しいのですが、付近には有毒な火山性ガスが溜まっていることがあるので迂闊に近づいてはいけないとのこと。

室堂ターミナル

このあたりはずっと上り坂。
GPSを見ているとみるみる高度が上がっていきます。

そして高原の向こうに見えてきた室堂ターミナルの建物。
手前に見える白い部分は雪が残っているのでしょうか?

9:30、室堂ターミナルに到着。
バスを降りた瞬間、かすかに感じる硫黄臭。建物に入ってしまうと臭いはほとんどなかったのですが、この日は立山地獄のガスがやや多めだったそうです。

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室堂ターミナルにはホテル、大きなレストランといくつかの飲食スタンド、土産物店、高原バスとトロリーバスの改札・待合室があります。建物は少々古びていますが、ここが標高2400mの山の上だということを忘れてしまいそうなほど大規模な施設です。

到着の時点ではまだ飲食店は開店していませんが、改札と土産物店は既に賑わっています。
ハイキングコースは建物屋上から出るということなので、上へ…。

室堂平

室堂ターミナル周辺

というわけで室堂平に出てきました。

【中部山岳国立公園・立山】

標高2450mとあります。僕が今までに来たことがある中では断トツに高い場所です。
これまでの最高は…筑波山山頂かな?筑波山は標高900m弱なので一気に3倍です。

出発点の近くにある湧き水、立山玉殿の湧水たてやまたまどののゆうすい。万年雪が地中に染みこみ、長い年月をかけて濾過されて湧き出した天然のミネラルウォーター。しかも真夏でも水温5℃。ちょうど冷蔵庫で冷やしたような温度を保っています。この場で喉を潤すもよし、水筒が空なら汲んでいくもよし…。水量も豊富です。

振り返って一枚。
画面中央にある小さな階段の向こう側の平らな部分が室堂ターミナルの屋上です。

ここまでの乗り継ぎが上手く行きすぎて(笑)、予定より2時間早く室堂平に到着。
当初は上り下りのほとんどない範囲、みくりが池を回る約2kmのコースだけを歩く計画だったのですが、時間も体力も充分にあるので地獄谷も回る倍の長さのコースに変更。
では出発。

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