厳美渓~空飛ぶダンゴ!

達谷窟からさらにタクシーで【厳美渓(げんびけい)】へ。


初日に訪れた【猊鼻渓(げいびけい)】と名前が似ている上にどちらも一関市内で紛らわしいのですが、こちらは切り立った岩崖の間を激しく川が流れる躍動的な風景。のんびり船下りを楽しめる猊鼻渓とは印象がまったく違います。
崖の上にできた広場から下を覗き込む形で景色を楽しみます。
この崖は川の流れの浸食によってできた物…ということは、かつてはいま立っている高さを水が流れていたのでしょうか?
厳美渓1.jpg
広場から上流川を見るとこんな感じ。
写真だとわかりませんが、かなり流れが速いです。
厳美渓2.jpg
広場の下を見下ろすとこんな感じ。
かなりの高さなので高所恐怖症の方はご注意をw
もちろん観光客が転落しないように広場の周囲にはチェーンが張られています。
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さて、風景を楽しみながら、ここでお茶の時間にw
この厳美渓には、【郭公団子】、通称【そらとぶ団子】という名物があります。
なぜ『空飛ぶ』かというと…。
厳美渓・郭公団子1.jpg
広場の片隅に、このような駕籠と木の板があります。
駕籠は広場と川を挟んだ崖の上の建物との間に張られたロープに吊り下げられています。
この駕籠の中にお金を入れて、木の板を木槌で『コン、コン』と叩くと…
するすると駕籠は対岸の方に引っ張られていきます。
そしてしばらくすると…
厳美渓・郭公団子.wmv
この通り、団子の到着!w
厳美渓・郭公団子2.jpg
『ダンゴ1つ』にお茶が紙コップ3杯ついてきました。
橋を渡って対岸に行けば店内でも食べられるのですが、やはりそれでは面白くありませんw
せっかくここまで来たのですから、団子が空を飛ぶところを見ないとw
厳美渓・郭公団子3.jpg
あん団子、黒ごま団子、みたらし団子(表記は『醤油団子』)各1串
お茶が紙コップに3杯ついて、400円。
すぐ近くにベンチがあるので、そこで早速頂きました。
団子自体は、まぁ上記の通り普通のものなんですがw
激しく水の流れるゴウゴウいう音を聞きながら団子を頬張るのも旅の楽しみ。
#小銭を用意しておきましょうw
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団子を食べ終わった時点で、まだ1時前。
再びタクシーを捕まえて、一関駅へ向かいます。

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