祖谷のかずら橋

平家屋敷からバスで10分ほど移動して…
いよいよ来ました、今日のメインイベント!
【祖谷のかずら橋】


というか、実は本当に見たかったのはこれだけで、
安全に現地まで往復するためにバスツアーを利用したためについでにいろいろ見られた、ということだったりして…。
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祖谷のかずら橋は
錦帯橋(山口県岩国市)
猿橋(山梨県大月市)
とならんで日本三大奇橋の一つに数えられています。
祖谷観光・かずら橋.jpg
長さ45m、下を流れる川の水面からの高さは14mほどの吊り橋です。
その名の通り、主な材料は葛(しらくちかずら、別名サルナシ()。
植物性ですが『木造』とすらいえないでしょう。
俗説ですが、平家の落人が追っ手を防ぐためにわざと丈夫な橋を造らなかった…とも言われているそうです。
そんな数百年前から変わらぬ橋の姿はいかにも頼りなく…
…って、やっぱりウソを書き続けるのは無理があるな。
現在の祖谷のかずら橋は、姿こそ伝統的なものですが、
よく見ると編みあわされたかずらの中には金属製のワイヤーが張られています。
掛け替えも3年に一度行われているので、むしろ隣接するコンクリート橋より新しいんですね。
とはいえ、風で揺れ人の重みで軋む小さな吊り橋であることも事実。
ちょっとしたスリルを味わいにいざ出発。
祖谷観光・かずら橋・渡り口.jpg
バスが停車した場所から少し歩いて、かずら橋の渡り口にやってきました。
かずら橋は有料で一方通行。
この日はちょっと混雑気味です。
祖谷観光・かずら橋・渡り口から.jpg
真っ直ぐに伸びる橋。
…ですが誰かが一歩進む度に橋全体がゆらゆら。
しかも…
祖谷観光・かずら橋・足下.jpg
足下が隙間だらけ。
下をよく見て歩かないと踏み外しそうです。
…さすがに転落することはないんですが、片足がはまってしまう程度ならありそう…
高所恐怖症なのか下を見られず、手摺り状になった葛にしがみついたままなかなか前へ進めない人も。…幅が狭いので追い越すことが出来ず大渋滞です(苦笑
まぁスタスタ渡りきってしまうのも面白くないので、これはこれでよかったか…?
祖谷観光・枇杷の滝.jpg
祖谷のかずら橋の出口から川に沿って上流にすこし進んだところにある【琵琶の滝】。
落差50mとかなり高い滝です。
道のすぐ脇なのでアクセス容易。
かずら橋観光の時は是非こちらも。
祖谷観光・かずら橋・川原から.jpg
琵琶の滝の近くからは川原に降りることも出来るようになっていました。
というわけで、かずら橋を見上げる角度で写真を一枚。
みんなへっぴり腰で渡っています(笑
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秘境気分を味わった後は、かずら橋に平行してかけられている近代コンクリート橋を渡ってバスまで戻ります。
駐車場近くには土産物店らしき建物がいくつかあったのですが、どこも営業はしていませんでした。この日たまたま休業日だったのか、いまはシーズンオフなのか、それとも潰れてしまったのか…
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【祖谷のかずら橋】
http://www.miyoshinavi.jp/02miru/detail.php?genr=101&area=2&uid=SS000048
営業時間:日の出~日没
休業日:無休
通行料:500円
交通:JR大歩危駅より四国交通バス【かずら橋】又は【久保】行き、【かずら橋】下車徒歩5分

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