北野異人館街/山手八番館 その1

次は山手八番館へ。北野外国人倶楽部からはほぼ水平移動です。

山手八番館はサンセン氏の自宅として明治後期に建築されました。張り出し窓が並ぶ特徴的な外観の洋館ですが、アーチ状の玄関前には竜燈鬼天燈鬼(オリジナルは奈良の興福寺に安置されている国宝)が置かれるなど風変わりな装飾です。

1階

サターンの椅子の部屋

1階では3つの部屋が見学できますが、そのうち2つには西洋の彫刻が数多く展示されています。

1つめの部屋の奥に並んでいる2つの椅子はサターンの椅子と呼ばれ、座ると願い事が叶うのだそうです。男性は左側、女性は右側とのこと。
グッズショップでミニチュアが売られています。

彫刻の部屋

2つめの部屋にはロダンの『鼻曲がりの男』『ナルキッソス』などの彫刻作品が所狭しと並んでいます。

マコンデ彫刻の部屋

3つめの部屋にはマコンデ彫刻。
タンザニアとモザンビークの国境にまたがるマコンデ高原に住む人々が300年以上前から作り続けていると言われるマコンデ彫刻。マコンデの最初の男が黒檀で彫った人形が朝日を浴びて生命を吹き込まれ、マコンデ最初の女となった…という伝説があるのだそうです。

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