当初は雄島の方まで散歩するのもいいかなと思っていたのですが、急に天気が悪くなってしまったので屋内で見学出来る越前松島水族館に足を伸ばすことにしました。
タワーから降りると、ちょうど水族館方面へ行くバスまであと10分ほど。遊覧船のチケット売場で割引き入場券(公式サイトの割引クーポンより安い!)を購入してバス停へ。
越前松島水族館
バス停から見た越前松島水族館の入口建物です。ずいぶん小さな建物に見えますがこれは受付だけ。水族館本体はこの写真の左手を下って海岸まで続いています。
施設全景です。
左端がイルカショーのプール、中央の黄色い魚型の建物がコンペイトウハウス、右手にある細長い建物がおさかな館です。数カ所工事中なのも判ります。
おさかな館
入って早速、ペンギン散歩イベントを観られました。人気がありそうなイベントなのに、柵の向こうに見える見学者のまばらさ、そして後から来た僕がこんな絶好の撮影ポジションを確保できたことから、どれほど寂れているかが判ると思います…Orz
メイン展示はおさかな館なのかなぁ…小さな水槽がずらっと並んでいるタイプの展示で、大型の水槽はないのですが。
魚を観ているだけだとまったく気付かないのですが、越前松島水族館の水槽はほとんどが強化ガラス製なんだそうです。現在は多くの水族館がアクリルやポリカーボネイトなどの樹脂製の水槽を採用しているので、ガラス水槽がいくつも残っているのは珍しいのだとか。
ハリセンボンかな。こんなに白いんですね。
ミノカサゴって目立つ形です。
カワハギ、チダイ、キジハタ。
すべて福井周辺で捕れて食べると美味しい魚ですね。
リュウグウノツカイ。最近ではあちこちの水族館で観られるようになってきましたが、この長さはやはり目を惹きますね。
コンペイトウハウス
コンペイトウという魚…正式名称なんだっけ?
これと次のクリオネはおさかな館ではなくコンペイトウハウスという別の建物にいます。
クリオネ。一時ブームになりましたが、いまは足を止める人もなく…というかそもそもほとんど人がいないんですが…
タッチプール
タッチプールにやってきました。敷地の奥の方にあるので、このあたりは本当に人がいません。
で…
タッチプール自体は最近はどこの水族館にもあるのですが、タッチ対象が小型種で毒針は抜いてあるとはいえエイとサメというのはかなり珍しいのではないかと…
サメってホントに鮫肌なんですね。
タコのタッチプールというのも珍しい。
この後、吸盤に吸い付かれました。その感覚も初めての体験です。
餌やり体験
ウミガメ餌やり体験!
餌代実費100円で、開館時間中ならいつでも餌やり体験ができます。餌は小松菜っぽいです。
ケヅメリクガメ。写真だと判りにくいですがけっこう大きいです。
こちらにも餌やり体験ができます。
楽しくなってしまっていろいろな生き物に餌やりしていたら、財布の中から100円玉がなくなってしまいました。帰りのバス代に困るので(ICカードが使えない)、この後売店で万札をくずして貰う羽目に(笑
イルカショー
イルカショーは動画でどうぞ。
まとめ
越前松島水族館は小さな水族館です。見上げるほどの大水槽もなく、体長が何メートルもあるような大型種もなく、数千匹の群れを観ることもありません。
しかしその分、生き物との距離が近い!写真毎個別にも書きましたが、タコ・エイ・サメに触れたり、ウミガメに餌やりが出来たり(餌代実費だけで開館時間中ならいつでも可)というのは他ではあまりない体験でした。
夏場は魚と一緒に泳げる『じゃぶじゃぶ海水プール』というのもあります(実は冬も入ってはいけないわけではないらしいけど…)
残念ながら僕が行ったときは
冬期で縮小営業中
一部施設が工事中
マンボウが死亡して展示中止…
といろいろ悪条件が重なったようで館内が閑散としていたのですが、いずれまた訪れてみたいと思います。
データ
Webサイト | 越前松島水族館公式サイト |
アクセス | 京福バス【東尋坊線】利用、【越前松島水族館前】下車すぐ |
開館時間 | 09:00~16:30(季節によって異なる) |
休館日 | 年中無休 |
入館料 | 2,000円 |
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