いざ登城
雨の中彦根城にやってきました。JR彦根駅からほぼ真っ直ぐ5,6分歩くと堀に到着。
今回の旅行で観てきた山城が多かったので、大規模な堀がある城を観るのは久しぶりな気分。
この写真の右手に延びる道沿いに植えられているのがイロハ松です。
先ほどの写真の右手に進むと、見えてくるのが佐和口多聞櫓。現存建築で重要文化財です。
門右手の建物は開国記念館、外観復元かな。
大規模な枡形を観るのも久しぶりな気が。
開国記念館
開国記念館の中は無料で見学できます。彦根城や井伊家についての展示があります。
この彦根城復元ジオラマはよく観て全体の構造を把握してから先に進んだ方がより理解できるでしょう。
彦根城天守に使われていた鯱や鬼瓦。
佐和口多聞櫓
続いて、佐和口多聞櫓の中にも入ってきました。外観は開国記念館と似ているのですが(まぁ当たり前か)、こちらは現存建築。かつての城の構造がわかります。
彦根城博物館
普通ならここで場内をゆっくり城内一周するのですが、雨が強いのでさっさと先へ。彦根城上り口(有料エリア入口)にある彦根城博物館を見学しました。
入ってすぐ…会議室のような部屋で、生ひこにゃん…
おもちゃの刀やハタなどを振ったりするのですが、とにかくやっていることが緩い。
解説役?のお兄さん曰く、
『これがひこにゃんの精一杯のパフォーマンスで~す。この調子であと20分つづきま~す。「もういいや」という方はどうぞ途中でも後ろの扉から出て頂いて構いませ~ん』
うーむ…
彦根城博物館は中庭に能舞台があるという変わった構造。しかも能舞台を観る客席は博物館の建物内にあり、ガラス越しに舞台を観るようになっています(つまり舞台は屋外なのに客席は冷暖房完備か?)
彦根城博物館の展示室は普通の歴史博物館のような雰囲気なのですが、見学路から復元された御殿の中へ入ることが出来ます。
これは天光室。藩主の茶室です。
天気のせいでちょっとみすぼらしい感じの写真になってしまいましたが、かなり規模の大きな庭園もあります。
御寝の間。藩主の寝室ですね。
御亭。藩主がくつろぐ部屋。
天守へ
博物館を出て登城路へ。
これも重要文化財、天秤櫓。
左右対象に櫓がついている形状が天秤に似ていたからこの名がついたとかなんとか…
これも重要文化財、太鼓門。
天守
そしてやってきました、国宝の天守。
天守1階の外周部はこんな感じ。展示はほとんどありません。
天守1階の中央部。展示はまったくありません。
天守2階。そのまま3階へ一気に上る順路。
天守3階。
湿気が多くて気圧が低くて体調が悪くなってきたので、まぁ天守は観られたからいいかとここで見学打ち切り。周辺にもいろいろあるのですが次の機会に…。
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