彫刻の森

箱根湯本から箱根登山線に乗って登っていきます。
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この箱根登山線ですが。
もともとは、
新宿~小田原が小田急線、
小田原~(箱根湯本)~強羅が箱根登山線
のはずですが、昨年のダイヤ改正以来小田原~箱根湯本はすべて小田急線からの乗り入れ電車だけで運行されるようになりました。
そんなわけで、
運営会社の境界は小田原
でも
乗り換えは箱根湯本
という、ちょっと不思議なことになっています。
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登山電車は、
森の中を通ったり、駅の出口が登山口のようだったり、渓流を渡ったり。
登山鉄道車窓より.jpg
この登山線の特徴、3回のスイッチバックを経て彫刻の森へ。
彫刻の森駅の回りは比較的開けた感じです。
美術館は駅を降りてほんの数分。


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ご存じの方も多いと思いますが、彫刻の森美術館は屋外型…箱根の山に囲まれた緑地の中を散歩しながら彫刻を楽しんでいくという、ちょっと変わった美術館です。
作品には見向きもしないで駆け回って遊んでいる子供がいたり、足湯に浸かってのんびりしている人がいたり、カフェでお茶を飲みながら作品を眺めている人がいたり。
行列をつくって一定の方向に流されていくだけの美術館と違い、いろいろな楽しみ方ができます。
僕も『あれこれ細かく考えるような観賞』よりは『ただぼうっと眺めている』のが好きな質なので、散歩気分で館内…というより園内…を歩き回るのはとてもいい気持ちでした。幸いこの日は晴天で、また小田原見学をしていた時よりだいぶ涼しくなってきました。気温が低いのは標高500mもあるせいかもしれません。
さて、作品ですが。
でっかい首!
首.jpg
金色のデススター(ジェダイの帰還版)!
デススター.jpg
匍匐前進する人!
匍匐前進.jpg
目玉焼き!
目玉焼き.jpg
他に、
新体操ジャングルジム!
回る針金!
etc.
(本当はそんなタイトルではありません^^;)
…こんな感じです。
解説どころかタイトルすらいちいち読んでいませんので。
体験型の作品もあります。
地下に潜って、真っ暗な部屋から地面に明けられた小さな穴を通して空を見る
とか、
トンネル形の滑り台
とか。
絵画館の近くにあった塔。
塔外観.jpg
外見は地味なのですが、中にはいると全面がステンドグラスになっていてとてもキレイ。
塔内部.jpg
屋上まで上れますが、そうするとタダの展望台になってしまってイマイチ。
ピカソ館。ここと絵画館2Fだけは普通の美術館風です。
絵皿が数多く展示してありました。少ない線でダイナミックに闘牛シーンを描いている物があるかと思えば、子供の落書きのような魚の絵があったり。
(建物内の作品は撮影禁止でした)
星形の庭園。
星形の庭.jpg
中に入れたら楽しそうだと思ったら、ちゃんと入口がありました。
星形の庭の中.jpg
ちょっとした迷路遊び気分です。
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彫刻の森美術館
http://www.hakone-oam.or.jp/
9:00-17:00
年中無休
大人1700円
箱根フリーパス提示で100円割引

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