九谷焼絵付け体験

昨日時間が無くて諦めた 妙立寺近くの店の【九谷焼絵付け体験】に行ってみることにしました。


まず、絵を描きたい物を選びます。
小さなお猪口からマグカップまでいろいろありますが、僕は湯飲みをチョイス。
店の奥の作業場へ通されて簡単な説明を受けます。
久谷絵付.jpg
絵の具は5色。黒、赤、青、緑、黄色。
板の上で固まった状態になっているので、少量の水を加えて硯の上で墨をするように擦ると絵の具に戻る。
それを筆につけて描いていけばいい。
ちょっと失敗しても、乾く前なら布で拭き取れば綺麗に落ちる。
色を混ぜ合わせることは出来ない。
…たったこれだけ。
お手本の図案集冊子まで用意してくれる親切さ。
さて…。
長いことPCのツールでしか絵を描いていません。
自分の手で筆を持つなんて何年ぶりでしょう。
…何年?中学生以来だから20年以上ぶりです!
悪戦苦闘。
まったく思うように描けません。
水を含ませすぎて絵の具が垂れてしまったり。
緊張しすぎて線がガタガタになってしまったり。
…まぁそれも楽しそうだと思ったから来たんですが。
結局、子供の落書きみたいな絵しか描けませんでした。
…とにかく焼き付けを依頼します。
焼き上がりまでに40分ほどかかるということなので、その間に昼食をとることにします。
にし茶屋街の蕎麦店で冷やし穴子天そば。
にし茶屋街蕎麦.jpg
落ち着いた感じの店でした。
穴子がけっこう大きくて美味しかった…ような気はするのですが、早く焼き上がった湯飲みを見たい、と、別の方に意識の半分が行ってしまっていて、あまりよく味わってなかったような。
のんびり食べていると丁度いい時刻。
店に戻って受け取ると…
元絵が子供の落書きでも、焼いてつやが出るとそれっぽく見える物です。いい記念品ができました。
会計は…なんと素材の湯飲み代630円のみ。安い!
ちなみに一番高いマグカップでも1,200円ほどだそうです。

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