ふたたび阿波踊り会館

眉山から下りたあとは、いったんホテルにチェックインして荷物を整理したりシャワったり。
夜8時少し前、ホールで行われる『有名連』の公演を見るためにふたたび阿波踊り会館へ。


『連』というのは阿波踊りのグループのこと。
地域や学校、地元企業などの単位で大小の『連』があり、そのうち特に高いレベルのものを『有名連』というのだそうです。
阿波踊り会館では毎晩、有名連による公演が行われています。
~~
開演前のロビーで談笑していたのは…観客より出演者たちだったようです。
アマオケの公演と雰囲気は似ているかも。
その時点でロビーにいた観客が少なかったせいか、ホールの職員か連のまとめ役と思われる人が絵葉書を大量にくれました。30枚くらいあるかな、全部違う写真(たぶん徳島県内の観光スポット)です。
そうこうしているうちに開演時刻…
『舞台』は一段高くはなって折らず、フラットスペースの一部が半円形のカーテンで隠せるようになっています。
カーテンの手前も広めにスペースがあり、さらにその後から階段状に客席がつくられています。
阿波おどり会館・舞台・お囃子.jpg
カーテン上手側…花道といっていいのかな…に、鳴物(楽器演奏)が出てきました。
カーテンが開いていよいよ公演開始!
阿波おどり会館・舞台・男.jpg
男性たちの踊り。
腰を落とした独特の足捌きでユーモラスな動きを見せます。
阿波おどり会館・舞台・女.jpg
女性たちの踊り。
華やかです。
『踊る阿呆に見る阿呆』
とか
『えらいやっちゃえらいやっちゃよいよいよいよい…』
とかいう掛け声なのかと思っていたのですが、
実際に踊っているのを見ていると
『あ、やっとやっとやっとさー』
『踊りは○○(聞き取れなかった)』
と言っています。
阿波おどり会館・舞台・男装女.jpg
男装した女性たちの踊り。
提灯の動きが面白い。
かなりテンポが速いです。
阿波おどり会館・舞台・子供.jpg
子どもたちの踊り。
小学生高学年くらいの子たちが中心だと思うのですが、上手い…。
竿燈祭りを見に行ったときも思ったのですが、有名な祭がある地域の地元では本当に子供の頃からその祭のリズムが刻まれているのでしょうね。
一通り踊りが披露されたあと、リーダー格っぽいオバチャンが阿波踊りの動きについて簡単に解説。
そして…
    『では後半は、皆様もご一緒に…』
阿波おどり会館・舞台・観客も.jpg
って、ホントにみんな立ちあがって舞台に行っちゃったよ!
一瞬にしてホール内がカオス。
あー。
  えーと。
     行っきまーす!(爆
~~
踊りに突撃した中ではちょっと若め(もっと若い人たちは客席でフリーズしていました)だったせいか、それとも踊りがあまりにメチャクチャだったせいか…
さきほど解説をしていたオバチャンがつーっと寄ってきて、
    『お客さん、どちらから来ました?』
東京です、と答えると、なぜか赤いレイをかけられました。
踊りが終わって…
   『はーいそれじゃ席にお戻り下さい~
      あ、レイをかけた方は舞台に残っていて下さいね~』

僕を含めて数組が舞台に残され、なんだかよく判らない『表彰』をされて記念品を渡されました。
『踊りながら』退場を促され…うーん、これ
        公  開  処  刑
って奴だよね…。
~~
最後に、連メンバーによる踊りが披露されて大盛り上がりのうちに終演。
うん、まぁ、お金では買えない記念品もえきたし、楽しかった。

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