突然ですがここで
『好き嫌いをなくそう作戦』!
輪島漆器会館を出発する直前、バスの中で昼食のオーダー受付がありました。メニューは定食3種類しかないのですが、このタイミングで頼んでおけば昼食の場所に到着してすぐに食べられると言うことでした。
で、僕が頼んだのは。
『いしる風味イカの陶板焼き定食』
実は僕は、、、、まったくと言っていいほど嫌いな食べ物はないのですが、、、脳味噌だろうが虫だろうが『料理』として出されれば喜んで食べてしまう人間なのですが、、、、
唯一、イカだけが苦手。
正確には、味ではなく歯ごたえがダメ(だからいしるは大丈夫)。でも能登の『おいしい』イカを食べたらそれも解消されるのではないか、と妙な気を起こし…
つーか、それが一番値段が安かったからなんですが。
(昼食代はツアー料金に含まれていなかったので)
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朝市を離れて10分ほどで、次の目的地『キリコ会館』に到着。
『キリコ』は漢字では『切籠』とかくのですが、本来は『切り子灯籠』。巨大な燈籠を御輿のように担ぐという、能登半島の祭りには欠かせないものだそうです。
館内1Fメイン展示室の照明は抑えられており、暗い中に浮かび上がる大小かずかずのキリコ。幻想的ですらあり、またその大きさにも圧倒されます。
この会館に保存されているもののうち最も大きい『能登圀』のキリコは高さ12m。担ぐのに何人必要なんでしょう?!バランスも取りにくそうです。
実際にキリコが担がれた祭りの様子をビデオ上映していました。残念ながらゆっくり鑑賞している時間はなかったのですが。
2Fの展示室では能登のその他の祭りを写真と模型で紹介。
山盛りのご飯をひたすら食べるお祭り、なんてものもあるのだそうです。ギャル何とかいうタレントさんにピッタリ?!
祭りの様子を再現したセットですが、ご飯の量に注目!
…つーか室内。なんとも地味なお祭りかも^^;
旧輪島駅(現在はバスによる移動の起点)からも離れているという、非常に交通の便の悪い場所にあります。今回のツアーに含まれていなければまず行くことはなかったでしょう。
見られてよかったと思います。
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ではクイズ。
このキリコ会館の1Fの最後には、ある芸能人が字と絵を描いた小振りなキリコが展示されています。
昔はお笑い芸人として、最近は俳優として、またイラストや書の世界でも活躍されているその男性芸能人とは誰でしょうか?
…これは簡単かも。
(正解は広告バナーの下にあります)
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【キリコ会館】
http://www.inachu.jp/kiriko.htm
輪島市塚田町3-22-2
8:00-17:00
年中無休
入場料 大人600円
*輪島からキリコ会館の近くを通る路線バスが出ているようですがダイヤ等未確認。車の免許を持っている人は現地でレンタカーを借りるのがいちばん簡単でしょう。
クイズの正解
片岡鶴太郎さんです。当時共演していた古手川祐子さんのために作ったとか。裏には似顔絵も。本当に多才な方ですね。