天守
1階
天守1階はいくつかの部屋に別れています。展示物がいろいろ。
装束いろいろ。手前にあるのは火事頭巾です。
鎖帷子、刀箪笥など。
甲冑を試着して記念写真を撮れるコーナーもあります。
2階
2階全景。左手、座布団のある部屋では動画の上映が行われています。
松山城天守の特徴の1つ、ちゃんと天井板があること。
他の城骨組みがそのまま見えていることが多いですね。
3階
天守3階は展望台になっています。コイン式の双眼鏡もあります。
天守から本丸を見下ろしています。
ふたたび本壇地上
仕切門
天守を出て、内門をくぐって先に進みます。
初期方向右手に内門、左手に仕切門、内門のさらに右には玄関多門櫓があり、左手から後方にかけて仕切門内塀で囲まれて枡形が構成されています。この領域に侵入した敵は、内門櫓、玄関多門櫓、天守からの射撃を受けることになります。
仕切門を外から。仕切門は脇戸附の高麗門です。天明4年(1784年)に落雷による火災で焼失しましたが、安政元年(1854年)に再建されました。現在も安政元年の建築が現存しており、国の重要文化財に指定されています。
天神櫓
三ノ門前のVR写真では木の陰になってまったく見えないのですが、本壇東北隅、二ノ門から三ノ門への領域には天神櫓があります。この櫓はもとは具足櫓だったのですが、本壇の鬼門にあたるため、城の安泰を祈って城主・松平氏(久松氏)の先祖でもある菅原道真(天満天神)を祀ったためこの名になったのだそうです。
中には入れませんが、扉は開いているので外から神棚を拝むことはできます。
あとは二ノ門~一ノ門と入って来たときの逆を辿って本壇から出ました。
本丸北西部
次は、本壇入場受け付けの横を通り過ぎ、本丸の北西部へ向かいます。
紫竹門
紫竹門は脇戸附高麗門で、本丸搦手を守っています。紫竹門を出てすぐ、小天守下に紫竹が植えられていたことからこの名で呼ばれるようになりました。
本丸北西部、本壇の西側へ出てきました。本壇を見上げています。
左から北隅櫓、十間廊下、南隅櫓です。
野原櫓
野原櫓。松山城の現存建築は、現存と行っても江戸末期の安政元年頃に建て直されたものが多いのですが、この野原櫓は築城当時の慶長年間に建てられたものが数度の修理を経て残っていると伝えられています。つまり城内の櫓の中でも最古のものの1つです。
形状は望楼型二重という非常に珍しいもので、現存しているのは全国で唯一、この松山城野原櫓だけです。
乾門
本丸北側の門、乾門と乾門東続櫓、奥は現存建築の乾櫓です。
乾櫓は慶長年間に正木城から移築されたものと伝えられ、城内最古の建築の1つと言われています。国の重要文化財に指定されています。
乾門を外から。ここから城山の北側に古町口登城道が続いています。
オマケ・本丸売店
本丸南部には売店・食堂・自販機があります。
空港に続いて、ここにもありました、みかんジュースの出る蛇口!
今度は時間に余裕があるし、暑い中見学してちょうど喉も渇いてきたところなので、試してみることにしました。
『1回300円』なのでコップの縁ギリギリまで注ぎました(笑)
こぼれそうなので写真を撮る前にひとくち飲みました(苦笑)
下山は大手門から
下山はリフトを使わず、大手門から二の丸方面に徒歩で下ることにしました。それなりに急な階段なので、同じコースを辿る方はそれなりの覚悟と歩きやすい靴を。
データ
Webサイト | 松山城公式サイト 松山市による松山城紹介 |
Google Map | 松山城 |
アクセス | 市電大街道駅、または大街道バス停より徒歩5分でリフト・ロープウェイ駅 |
見学時間 | ・本丸 4~10月:05:00~21:00 11~3月:05:30~21:00 ・天守 09:00~17:00(8月は~17:30、12~1月は~16:30) ・リフト 通年:08:30~17:00 ・ロープウェイ 08:30~17:30(8月は~18:00、12~1月は~17:00) |
休業日 | 本丸、リフト、ロープウェイは年中無休 天守は12月第3水曜休 |
料金 | ・天守 大人520円、小学生160円 ・リフト、ロープウェイ 片道:大人270円、小学生140円 往復:大人520円、小学生260円 |
100名城スタンプ | 天守入口 |
備考 | 本丸に売店、飲料自販機、トイレあり。 荷物ロッカーはリフト/ロープウェイ山麓駅舎 |
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