鶴ヶ城(会津若松城) その1

高速バスは吾妻SAを経て2時間半ほどで【鶴ヶ城・合同庁舎前】バス停に到着。
他の建物に隠れてバス停からすぐ天守閣が見える…というわけではないのですが、距離は徒歩数分程度です。

ところで、目的地のお城の名前ですが…
地元では【鶴ヶ城】と呼ばれていますが、国の史跡としての登録名は【若松城】。
その他【黒川城】、【会津城】などとも呼ばれているそうです。
そして100名城リストでは【会津若松城】となっています。

北出丸大手門ちかくのレストハウス【鶴ヶ城会館】。
土産物、軽食、コインロッカーがあります。
ここに荷物を預けて見学開始。
…営業時間が短いので(夏期8:30~17:00、冬期8:30~16:00)、荷物を取り損なわないように注意…。

北出丸を囲む堀。

【北出丸大手門】。
いまは車も出入りできるようになっています。
大河ドラマでも描かれた、八重がゲーベル銃をもって夜襲隊の一員として出撃したのはここから。

【北出丸大手門枡形】。
石垣は370年前のもの。
歩道が狭くて、車が通るときはちょっと恐いですね…。
直角のカーブが2回続いて見通しも悪いし。
もともとはそれが狙いでこういう形になっているわけですが、城だった頃は自動車は走っていませんし…。

北出丸から本丸の方に向かうために通るのが、この写真正面の位置にあった【太鼓門】。
太鼓門を入ったところは【帯郭】。
いまは管理事務所などがあります。

帯郭から本丸と反対側、西出丸(いまは駐車場)の方に向かったあたりには【鐘撞堂】があります。
戊辰戦争ではここに砲火が集中したにもかかわらず、開城まで時を告げ続けたとのこと。

管理事務所の建物の近くには、鐘撞堂を模した公衆電話ボックスが。

管理事務所前より見上げる天守閣。
1階部分と最上部以外、窓がない(閉まっている)ため、なんだかのっぺらぼうのような、つるっとした印象です。

城内にある【稲荷神社】の前を通って、本丸に入ります。

本丸全景。
かつてはここに大規模な本丸御殿があったのですが、いまはいちばん端にあたる茶室だけしか復元されていません。

本丸側から見上げる天守閣。
やっぱりのっぺらぼう…。

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