沼津港深海水族館

今回の旅行の最後の見学スポットは、沼津港ちかくにある沼津港深海水族館です。

沼津市内には、淡島マリンパーク内の水族館・三津シーパラダイス・そしてこの深海水族館と3つも水族館があります。その中でこの深海水族館は沼津港魚市場にも近い商業地域にあり、周囲は賑やかです。

沼津港深海水族館びゅうお沼津魚市場のすぐ近くにあります。

深海の生物

名前の通り深海の生物の展示が充実しています。

アブラボウズ。脂肪分の多い甘味のある魚でけっこう美味しいらしいのですが、あまりの脂肪分の多さに大量に食べるとお腹を壊すこともあるとか。とはいえインガンダルマのように流通禁止になっているわけではないそうです。ちょっとだけなら食べて見たいですね。

オウムガイ。カイという名前がついていますがイカやタコの親戚。

オオグソクムシ。ダンゴムシに似た形状ですが地上のダンゴムシよりずっと大きく体長10cm以上あります。もっと大きなダイオウグソクムシに較べてよく動きます。

こちらはエビにオオグソクムシが食べられるの図。

ヌタウナギ。危険を感じると大量の粘液(=ヌタ)を出して敵のエラをふさぎ窒息させます。見た目だけでもヌメっとしている感じでグロテスク…。

シビレエイ。半分砂に埋もれています。シビレの名の通り電気を発生することができ、放電によって小さな魚を捕らえて捕食するそうです。

深海の展示と言えば定番のタカアシガニ

テヅルモヅル。ヒトデの一種です。腕?足?が細く枝分かれしていますが、根元は一般的な人手と同じく5本。それにしてもこの展示、ちょっとグロすぎでしょ…。

SF映画に登場するクリーチャーのような外見のディープウォーターミラクラブ

海の生き物

ガンガゼ。長く鋭いトゲ(ムラサキウニなどより鋭い)を持つウニの一種。刺されると痛いらしいです。

使徒っぽい赤い目…ではなく肛門だそうです。

カワテブクロという名前のヒトデの一種ですが、手袋と言うよりふやけた人肌に見えます。グロテスク。

モンハナシャコ。パンチが強い…という説明を読んで、昔見たおバカ映画のいかレスラーというのを思い出してしまった…。

シーラカンス

そしてどんどん進んでいくと、いよいよ楽しみにしていたシーラカンスの展示室・シーラカンスミュージアムです!

入口にはマンガ的にデフォルメされたシーラカンスが。これはシーラ爺という名のマスコットキャラクターだそうです。顔部分は投映で、アニメーションしています。

シーラカンスを捕獲したときに使われたカヌーが展示されています。

シーラカンスミュージアムには2体の冷凍シーラカンスが展示されています。現在、ワシントン条約によってシーラカンスは輸入も商業利用も禁止されているため、条約による規制前に輸入された沼津港深海水族館のものが日本では唯一の展示です。

データとまとめ

深海生物とシーラカンスにに特化した独自の展示には人気があるようで、ちょっと混雑していました。世界的にも珍しいシーラカンスの展示は、これを見るだけでも沼津に行く価値があるかも。

Webサイト沼津港深海水族館
アクセスJR沼津駅よりバス、『沼津港』下車
開館時間10:00~18:00(季節によって変更あり)
休館日年中無休
入館料大人1600円、小中学生800円、4歳以上400円

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