大洗アクアワールド

ふと思い立って水戸の偕楽園まで梅見に行きました。
で、朝早く家を出て水戸には9時すぎに到着。
そのまま偕楽園へは向かわず、鹿島臨海鉄道に乗り換えて大洗へ。
さらにバスに乗り換えて到着したのが…
【大洗アクアワールド】
出会いの鐘
でした。


茨城県内一の規模を誇る水族館で、とくにサメとエイに関しては全国一だとか。
さすが平日午前、空いているようです。
入館してすぐ、水族館バックヤード見学会の案内が掲示してあったので、申込。
見学開始は10:40、その前に10:00から30分間イルカショーがあるというので先にそちらへ。
大洗イルカショー
アシカ1頭とイルカ3頭による演技でした。
イルカ1頭が不調だったようで、リトライが何回か。
#大きな技を連続で成功させていたのとじま水族館はすごかったんだな…
~~
イルカショーの次は、バックヤード見学ツアー。
展示室の隅にある関係者口から入り、魚臭いエレベータで移動。
長靴に履き替えて見学開始。
まず、展示水槽を真上から覗いていきます。
『この水槽にはたくさんの種類の魚がいます。
 サメ、エイ、あそこの群れはイワシです。
 イワシはこの水槽の中に3000尾もいます。
 最初は10000尾だったんですけどねー』
ってそれきっとサメに食われてるよ!
マンボウの餌やりを見ることが出来ました。
マンボウの餌は、ブラックタイガーやカキのすり身をゼリー状に固めたものだそうです。
…揚げるとさつま揚げ?
一匹一匹、飼育員が手で餌を与えています。
そうしないと強い固体ばかりがたくさん食べてしまうのだそうです。
~~
今度は見学フロアより下へ。
まず魚の餌を作る調理室。冷凍庫の中には大量のエビや貝類。
1週間分のストックがあるそうです。
…それにしても-21℃は寒かった(笑)
続いて機械室。
水を濾過する装置が並ぶ部屋へ。
機械室.jpg
一般的な水族館では、見学フロアより機械室の方が広いそうです。
最後に、イルカ訓練プール。
先ほどショーに出演していたいるかたちが餌を貰ったり技の練習をしていたり。
訓練に使う道具を見せて貰ったり、あれこれ説明を聞いて見学終了。
1時間弱でしたが、とても興味深く見学しました。
たまにはこういうものも面白いかも。
~~
次は一般の見学コースを順番に。
まずは大型水槽。
ダイバーがカメラを持って中に潜っており、岩陰の魚も映し出して見せてくれるという実演を行っていました。
出会いの水槽.jpg
ダイバー『ここにちょっと珍しいサメがいます。
      これはネコザメと言って、大人しい種類のサメです。人間を襲ったりはしません。
      普段は貝などを食べています』
ある客 『へぇ。肉食じゃないんだ…』
…肉食だろ。
観客からのリクエストに応じて次々に魚やウミガメなどを見せてくれます。
ダイバーは自分の呼吸音で回りの音が聞こえなくなってしまうため、会話をするときは自分が喋る直前以外は息を止めているそうです。…考えただけで息苦しくなってきた…。
~~
続いて、この大洗アクアワールドの誇るサメ・エイのコーナー。
ホオジロザメ.jpg
小型のサメ、大型のサメ、T字型の頭が特徴的なシュモクザメなど。
大型のサメは凶悪そうに見えてしまいますね…。
シュモクザメ.wmv
シュモクザメの水槽の近くで。
ある客 『なにあのサメおもしろーい。顔が掃除機みたーい』
せめてトンカチとかカナヅチとか言ってくれ(英名Hammerhead shark)
…魚にカナヅチっていうのも変か?
ちなみに、大洗アクアワールドのシンボルマークもサメの形だそうです。
サメのそばにはマンボウの水槽が。
マンボウ.jpg
小型のマンボウですが、何尾もいるのは珍しいですね。
~~
次のフロアは、模型・剥製・パネル・ビデオなどを使った解説展示になっていました。
博物館ではなく水族館でこのような展示をするのは珍しいように思います。
ここでもサメ関係が詳しく、軟骨魚類の身体の構造の特徴などが解説してありました。
~~
『タッチングプール』として、ドクターフィッシュの体験。
のとじまやユネッサンにもあったのですが、、、、、
ここのはすごい。
手を入れた直後に無数の小魚が群がってきます。
ちょっと手を動かしたくらいでは逃げません。
ドクターフィッシュ.jpg
この魚たちは手の角質を食べているわけですが、このくすぐったいような不思議な感覚にしばらく手を水に入れっぱなしにしてしまいました。おかげでお肌すべすべ(笑)
その近くには、変わった生物がいくつか。
アホロートル.jpg
なつかしいアホロートル(ってすごい名前だねw)。
他にはカブトガニや身体が透明な魚など。
~~
最後に、エトピリカ(海鳥)、ラッコ、さらにテラスに出てペンギンを見て見学終了。
…寒かったのでテラスは僕以外だれも見学者なし。
お昼近くになって館内はだいぶ賑やかになっていたのですが。
~~
水族館併設のフードコートで食事。
海鮮丼ですが、オマケがアンコウ汁(!)。さすが茨城。

タイトルとURLをコピーしました