よしもとおもしろ水族館

中華街の中にある【よしもとおもしろ水族館】へ行ってきました。


【よしもとおもしろ水族館】はチャイナスクエアビルの3階にあります。ちょうどビル入り口近くで割引券を配っていたので1枚ゲット。
ペンとトークン.jpg
チケットを購入すると、小さなペン型の道具とトークンを1枚渡されました。
ペンは館内の『クイズ』の正解を知るために使います。磁石が仕込んであって、パネルの正しい選択肢にだけ吸い付くという仕掛け。
トークンは…見学コースの途中1箇所だけで使います。
ウェルカム.jpg
ウェルカム水槽。これが一番大きな水槽だったような…。
ご覧の通り、現在はクリスマス仕様の飾り付け。
下駄箱.jpg
入ってすぐ、下駄箱型水槽。
脚の先端が白いことから『ホワイトソックス』と呼ばれているエビなど、靴・下駄・脚に関係する魚・水中生物が集まっています。
カレーライス.jpg
実験ゾーン1。
カレイの水槽なのですが…なぜか水中にカレーライス。
水槽の底にも、カレー・ご飯・福神漬けをイメージした黄色・白・赤の砂が。
…カレイがどの色の砂を好むか、という実験らしいのですが…
どの色の砂の中にも同じ程度の数のカレイがいたような…
ヘコアユ.jpg
写真を90度回転させるのを忘れたわけではなく、これで正しい上下方向です。普通は身体を鉛直にして泳ぐ魚が、このように横倒しになった水槽だとどう泳ぐか、という実験。
もちろん船・潜水艦・海底の模型は関係なく、問題になるのは光の方向ではないかと思いますが…(左からライトが当たっています)
なんとも中途半端な角度で泳いでいますね(笑)
寿司屋.jpg
寿司屋のカウンターのような形の水槽。
魚にとってはとんでもないブラックジョークでしょう。
魚の種類を書いた札が並んでいますが、その中に1つ有毒で食べられないものが混ざっていますね…。名前は美味しそうなのに…。
出席簿.jpg
最初の下駄箱をはじめとして、水族館の見学コース全体は学校を模しているようです。たぶん上の寿司屋だけ例外。
出席簿のようなものがありますが、これは見学者が感想を書くノートでした。中の用紙は作文用紙というこだわりぶり。
オロナミンC.jpg
ここでトークンの出番です。
なぜか見学コースの中ほどにある自販機で、オロナミンCが1本飲めます。
なぜオロナミンCなのかはよくわかりませんが…。
アナゴハウス.jpg
アナゴは○△☆◇などのうちどの形の穴を好むか?という実験。
漫才・楽屋.jpg
芸をする魚(笑)
普段は楽屋でのんびりしている魚たちですが、
パイプで繋がったステージの照明が付き、音楽が流れると…
漫才・ステージ.jpg
マイクを囲んで漫才を始めるというもの。
音楽が流れはじめた途端に驚くほどの勢いで移動していきます。
もともと光に向かって泳ぐ習性のある魚だということですが、さらに移動のタイミングで餌を放出しているそうです。ステージではマイク周辺、楽屋では中央のポット周辺に魚が集まっているところを見ると、そのあたりに餌の放出口があるのでしょう。
毎時00分・30分、1分程度の実演ですのでお見逃しなく!
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他にも様々な実験・風変わりな演出の展示があります。
が、家庭にも置けそうな小型の水槽ばかりで、大型の魚を見たい人には物足りないかもしれません。
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続いて、隣接する(というか実質上1つの施設ですが)【さかなの赤ちゃん水族館】へ。
魚の赤ちゃん水族館.jpg
こちらは幼稚園のような演出。入口~短い通路~遊戯室に『魚の赤ちゃん』を集めています。
こちらも独特の実験がいくつか。
魚に厳しい言葉をかける/優しい言葉をかけると生育が違うか
泡を嫌う魚が、泡をさけて傘の中に入る
水槽の水が突然減り始めたら??
などなど。
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というわけで一通りみたのですが…
全体の規模が小さく各展示も小型のものばかりで、いまいち『面白い/すごいものを見た』という満足感がありません。
演出も、ジョークとしてはベタで実験としては結果がよくわからずかえって欲求不満…という、なんとも残念な感じです。
面白いと言えば面白いのですが、正直にいえば1400円という入場料金を割高に感じてしまいました。
僕の好みを言えば、もっと解説を充実させて知的欲求を満足させてくれるようにしてくれたほうがよいと思います。
ミュージアムショップで売られているのがよしもとグッズばかりで、水族館・博物館によくある展示図録や解説冊子の類が一切なかったのも残念。記念品としても復習用にもよいのですが。

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