水戸プチ観光

大洗アクアワールドから水戸へ移動。
水戸駅を出てすぐ。
歩行デッキの上には、有名なあのトリオが。
水戸黄門トリオ
この3人組で全国旅行をしたという史実はないはずですが、というツッコミは野暮なんでしょうね。


駅からいったん偕楽園とは反対の方向に5分ほど歩くと、
【水戸黄門神社】
というものがあります。
水戸光圀が子供の頃に身分を隠して預けられていた場所だそうです。
水戸黄門神社
マンションの駐車場の片隅にひっそりと佇んでいるたいへん小さな神社で、この写真に写っている範囲で全部です。
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そこからまた駅の近くに戻って、今度は北へ向かって10分弱。。
幼稚園・小学校・中学校・高校が密集している地域があるのですが、実はそのあたりはかつて水戸城の二ノ丸だった場所です。…ちなみに本丸だった場所はまるごと水戸第一高校になっています。遺構はほとんど残っていないのですが、銅像や石碑などがいくつか。
徳川斉昭
これは徳川斉昭公の像です。
学校だらけの場所・しかもちょうど下校時刻だったらしく小中学生が何人も歩いている状況でカメラを持ってうろついていると変質者と間違えられそうなので(苦笑)さっさと次へ。
旧三ノ丸には、水戸藩の藩校であった【弘道館】が残っており、中を見学できます。
弘道館
弘道館の正門。
かつて水戸学の中心となった弘道館。
武家の学校らしく、座学のための部屋と武芸のための【対試場】などがあります。
当時の文書や歴史の解説など、いろいろな資料も展示されています。
弘道館の創立者である第9代水戸藩主の徳川斉昭は技術者でもあったらしく、自ら描いた戦車や潜水艦(!)の図面などが展示されていました。
一番奥の部屋は、徳川慶喜が大政奉還後に朝廷への恭順の意を示してその命を待った場所だそうです。
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さて、今年もやってきました偕楽園。
先週末の陽気で一気に開花が進み、僕が見に行った時点で7分咲きになっています。
観梅を考えている方はお早めに。例年よりピークが2週間早まる予想だそうです。
梅林
梅林はこんな感じ。
白梅
白梅。きれいに咲いています。
紅梅
紅梅はまだ蕾が多いかな。
好文亭
好文亭。
かつて水戸藩主の休憩所として造られた建物。
梅を『好文木』とも呼んでいたことからこの名が取られたそうです。
ここから眺める梅も見事。
建物の内装(特に部屋毎に異なるモチーフの襖絵)も見事。
偕楽園は入場無料ですが、この好文亭の見学だけは有料(190円)です。
好文亭より千波湖方面
好文亭の2階から、偕楽園と千波湖方面を眺めています。
千波公園にも多数の梅の木が植えられています。
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弘道館で水戸城のスタンプゲット。
100名城めぐり18箇所目。茨城は水戸城だけなのでこれでコンプリート。
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ちょっと遠いのですが、帰りは千波湖を回って歩いていくことにしました。
駅まで3km弱。途中で夕食というプラン(笑)
千波湖の回りはジョギングor散策コースが整備されており、偕楽園から【偕楽橋】を渡って常磐線を超えた場所がスタート地点のようです。
付近には売店やちょっとした食堂などが数店と…
水戸光圀像
またしても水戸光圀の銅像が。
これはかなり大きめ。
その近くには、
斉昭慶喜像
徳川斉昭と七郎麻呂の像。
七郎麻呂とは後の徳川慶喜です。
#他にも水戸市内には徳川家関係者の銅像が多数あるそうです
観光地のお約束、顔を出して写真を撮る水戸黄門主従のパネルなども。
千波湖の南側(JRの線路と反対側)を通って歩いていると、すぐそこの水面に多数の水鳥が泳いでいるのが見えます。とくに黒鳥は印象的。
黒鳥
人に慣れているのか、この後に水から上がって僕の足下をひょこひょこと歩いて行きました。
SL
なぜか蒸気機関車『D51』型が。
運転席に上ってみられるようになっていました。
SLって、見かけるとなぜか写真を撮りたくなってしまう…。

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