今日は八王子城の見学に行きました。
高尾駅からバスで5分ほどの【霊園前】バス停から徒歩20分で【八王子城趾入口】に到着。
管理棟でパンフレットをゲットして中を見ると…見学地は管理棟から3本の道にわかれて存在しているようです。うーん、全部回るのが大変そう…
まずは一番低い位置にある『御主殿』方面へ。
【大手門跡】
…いったん発掘調査をした後で埋め戻してしまったので礎石などは見られません。うーん。
【古道】
御主殿へ上るための道ですが、現在は散策道として手すりなどを整備する工事が行われています。途中、堀切を超える木橋があるのですが、これは万が一敵に侵入された場合に橋を落として足止めするために掘削されたものだそうです。
【曳橋】
古道から御主殿へ渡るため、城山川に架けられた橋です。
橋は現存ではないので、デザインだけそれっぽく復元された物です。
【御主殿】
御主殿は交戦状態になった場合は防衛の拠点になるので、敵の侵入を防ぐため曳橋を渡るとコの字型に曲がりながら上って行かなければならない構造になっています。
櫓門跡。下には礎石の跡があります。
御主殿跡の入口の冠木門。
そしてここが城主の居住する館が建っていた場所です。
建物はまったく残っておらず、広場になっています。
石垣は400年前のものが残っています。
ここまでで【御主殿】方面はおしまい。
いまきた道を戻って、次は【御主殿の滝】へ。
本当は【御主殿】から直接行ける道があるのですが、崖崩れがあって通行止めだったのでこのような能率の悪い回り方をせざるを得なかったのです。
『落城の時に城内の婦女子がこの滝に身を投げたので滝は3日3晩血に染まった』
という恐ろしい言い伝えがあると聞いていた上に、パンフレットの写真ではけっこう大きな滝に見えたのですが…
落差はせいぜい数mで水量も少なく、正直に言えば拍子抜け。
この高さだと、頭から落ちて岩に直撃しないと死にません。
滝壺も足が立つ程度の深さしかなく、溺れるのも難しいような…。
と思って見ていたら、近くに説明文がありました。
それによると、言い伝えとは話が違って、
『将兵が滝の上で自刃して身を投げた』
ということのようです。
どこで自刃と身投げが別の話になってしまったんだろう???
また管理棟前まで戻り、次はいよいよ本丸に。
本丸までは山道を40分ほど登っていく必要があるのですが…
上り口から5分の位置で足が攣りました orz
早くも断念。
なんとか下りてきて管理棟前のベンチでマッサージ。
くそー。せっかく来たのに-。
次はちゃんと準備をしてから再チャレンジします…。
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100城めぐり、これで17箇所目。
東京はこれでコンプリート。