ヨコハマトリエンナーレ2020体験プログラム

ヨコハマトリエンナーレ2020には、本展示とは別に予約しなければいけない体験プログラムが3つあります。今日はその3つをハシゴしました。 体験プログラムの予約は公式サイトから行うのですが、人数が限られているので土日はすぐ埋まってしまうようです。

朝から横浜美術館へ。まずは体験1つ目、モレシン・アラヤリ『未知を見る彼女』。
VR作品。ディスプレイはありますがこれは使わず、ゴーグルと両手に持つコントローラで体験します。コントローラは単に進行のキュー出しだけでゲーム性はありません。

イスラム教の神話をモチーフにした内容だそうですが、台詞が聞き取れないので画面の雰囲気だけ楽しんで来ました。神殿の廃墟のような舞台での神秘的な映像が観られます。

作中に登場する怪物(異民族の象徴らしい)、マージュージュだったかな。もう1体、姿はほぼ同じでポーズが違うだけのヤージュージュという怪物も登場します。

体験2つ目、ランティアン・シィエ『私が動くと、あなたも動く』。

腰と膝の部分にサーボモーターを取り付け、自動的に装着者の動きをサポートするという『ウェアラブルロボット』です。制御用のタブレットを渡されるのですが、モーターは装着者の動きに追随して自動的に動くため、動作/停止の操作以外にすることはありません。平地を歩く/階段を上る以外の動作がプログラムされていないため、それ以外のことをしたい場合は停止するのです。

付けてみました。歩くとモーターがジージーと音を立てて動いているのが感じられます。ロボコップになった気分…関節部でモーターが横に飛び出しているデザインはむしろキングジョーかな?重量は5kgほどあるそうです。『重くないですか?』と係の人に訊かれたのですが…うん、いつも荷物が5kg超えてる人なので、むしろ軽いです…

これを付けたまま1時間展示室内を自由に歩き回ることができます。急に立ち止まるとモーターがもう1,2歩進みたそうに動くのが面白いです(笑)。
説明&装着・取り外しあわせて90分もかかるプログラムなので、1日数人しか体験できません。

PLOT48に移動して体験3つ目、飯川雄大の…作品名なんだっけ?

会場に着くとこの部屋に案内されます。が、その後は係の人がだんまり。『ここで…なにが始まるんですか?』と訊くと『なにも言えないんですよ…』

要するに、ここをスタートしていくつもの部屋を通り抜けて進んでいく大がかりなしかけの脱出ゲームでした(最初の部屋の写真だけならネタバレにならないよね?)。制限時間は20分。面白かった!
※ホントに触ってはいけないものに触ろうとすると止められます(笑

第3会場の日本郵船歴史博物館へ。ヨコハマトリエンナーレのチケットを持っていると無料入場できます(違う日のものでも可)。

オマケ。
ヨコトリとは関係ないのですが、日本郵船歴史博物館の最寄り駅、みなとみらい線の馬車道駅には、こんな大がかりな展示がありました。旧横浜銀行本店別館の金庫扉などだそうです。

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