竜飛ウィンドパーク展示館~閉鎖された博物館に潜入(笑

青函トンネル記念館に隣接して 竜飛ウィンドパーク展示館 という施設があります。
正確には『ありました』と言うべきなのかもしれません。

竜飛ウィンドパーク展示館について

かつてここには、海からすぐ海抜100mの山という竜飛の地形を活かした風力発電の実験施設がありました。回転翼直径が25m以上もある風車を4種類11機も備えた大型施設だったのですが、風車が老朽化したことから実験は終了、施設は閉鎖となり風車も撤去されました。

展示館だけはその後もしばらくは営業を続けていたのですが2007年9月に閉館となってしまいました。

…が。

竜飛ウィンドパークの展示館は青函トンネル記念館とは連絡通路で結ばれていて、なぜか施錠もされていません。

青函トンネル記念館の受け付けで尋ねると、中を見に行っても構わないとのこと。
というわけで、博物館見学なのか廃墟見学なのかよくわからない探険に出発(笑

竜飛ウィンドパーク展示館

施設内に人の気配はまったくありませんが、ちゃんと明かりはついていました。

1階のほとんどは休憩室です。2階まで吹き抜けになった部分にはこの写真のジオラマがありました。
実験施設が稼働していた頃の風車の配置を表しているものだと思います。

2階が展示のメインとなる部屋です。
いろいろな形の風車の模型が並んでいます。
息を吹きかけると『風速』を表示してくれる装置…これはちゃんと動きました。
竜巻を起こす装置…調子が悪いらしくボタンを押してもたまにしか動きません。

『風のサーカス』と題した、気流でボールを保持する実験…通電はしているようでしたがボールが紛失していて意味がありません。

風速20mの風を体験する装置…これはちゃんと動きました。オススメ。

そのほかパネル展示などを見ることができました。。

3階は展望室になっています。
この写真でも判るほど窓ガラスが汚れてしまっているのが残念。

すでに『閉館』した施設なので装置のメンテナンスなどはされていないのでしょう。
一応通電していて動くものもあるので…まぁついでに一回りするのも良いかと思います。

データ

一応、すでに閉館した施設なので、専用の問い合わせ窓口はないものと思われます。
アクセス方法、見学可能日時は青函トンネル記念館と同じ。竜飛ウィンドパーク展示館の入場料はありません。ただし竜飛ウィンドパーク展示館『だけ』見ることはできません(青函トンネル記念館との連絡通路からしか入れません)。よって、青函トンネル記念館の入場料が必要です。

見学所要時間:10分もあれば充分?

タイトルとURLをコピーしました