塩の道博物館

信濃大町駅には正午頃に到着。
すぐ電車には乗らず、駅から歩いて数分の場所にある塩の道博物館を見学することにしました。

駅と大町温泉郷を結ぶバス通りから脇に入ってすぐの場所にあります。
バス通りは普通の地方都市の商業地域ですが、この博物館は古い商家をそのまま使っています。
間口は狭いように見えますが奥には蔵が4つもあります。

中に入ってすぐ、ビデオコーナー。
もとは帳場で、ここに座って記念撮影することも出来ます。
帳場から階段で母家2階へ。

2階は民俗資料の展示コーナーのようです。
塩の輸送に使われた道具類・商家で使われた様々な道具類などが保存されています。

奥の部屋の窓に、『絵になる風景』なる張り紙が(笑
案内の通り、窓越しに蔵を眺めて1枚。

このあたりの七夕人形のようです。角材から顎の線を切り出して顔を描き、手足をつけた素朴なつくり。これが何体も吊り下げられています。ちょっと不気味でもあるんですが…。

塩の道博物館の建物の元の持ち主、平林家の家財道具。
ごちゃごちゃ置いてあるだけのような気も。

行燈の灯りで本を読む体験コーナー。この写真、灯りの手前に本が置いてあるのですが…
字を読むどころか本が置いてあることさえわかりません(苦笑)。しばらくたって眼が慣れても細かい字を読むのは厳しいですね…。

最初は母家の中だけでそれほど広くないのかと思っていたのですが、敷地は奥へ向かって細長く続いています。

通路にあった衣装体験コーナー。塩を運ぶ商人の扮装、でしょうか…。自由に着替えて写真を撮れるのですが、、、、ここは建物の外。本格的に着替えるのはちょっと…。

4つある塩蔵の中はそれぞれ展示室になっています。
ここには塩の結晶で作られた模型が。

ここには塩造りの道具など。ほとんどは樽だの桶だの、なんの変哲もないものばかりですが。

ここには当時の生活道具など。あまり整理して展示しようという雰囲気ではないですね(苦笑

世界各地の岩塩のサンプルなど。右端には『にがり溜め』があります。塩を貯蔵している間に空気中の水分を吸ってにがりが出てくるのを溜めるためのしかけで、当時の塩の貯蔵方法を示す貴重な遺構なんだそうです。

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