高岡大仏
外側から
今回の最初の目的地は高岡大仏です。
高岡大仏は、奈良の大仏、鎌倉の大仏とならんで『日本三大大仏』の一つなんだそうです。
…もっとも、奈良と鎌倉の2つに異論を唱える人はほとんどいないものの、3つ目については岐阜大仏も候補になっているそうで…
そして大きさでいえば座像では1位が奈良、2位が鎌倉、3位は東京にあるんだそうです。
立像も含めると1位は牛久大仏(コンバトラーVの2倍w)になってしまい、さらに混沌と…。
結局三大大仏の3つ目はなにがふさわしいんでしょう?
というわけで駅から徒歩10分弱で到着。
鎌倉大仏よりさらに開放的で、道路からも丸見えで、寺院というよりは公園のような雰囲気です。
大仏の座高は7mあまり。
座っている位置がかなり高い位置なので、全体の高さは16mほどだそうです。
うーん、像が北側を向いているのでどうしても逆光になります。
与謝野晶子が『奈良の大仏より美男』と評したのだそうですが、顔は陰になってよく見えません…。
平成になってから大規模な修復が行われたとのことで表面はツルツルピカピカです。
内側から
コンクリート製の台座の中には自由に入ることができます。
回廊には様々な絵が飾られています。菩薩、天人、倶利伽羅不動、弥陀三尊、聖徳太子…。
…といってもそう古い物ではなく、昭和になってから描かれた物のようです。
作者もすべて高岡在住の画家だそうです。
台座の中央部には、明治時代に焼失してしまった古い木造大仏の頭部が安置されています。
その傍らには…駅の改札前にあったのと同じ鐘が!…というかこちらがオリジナルですね。