御本宮、【北透垣】。
ほとんど裏道ですが、この写真の奥に見える鳥居を通って奧社へ向かいます。
【真井渓(まないだに)】と、そこにかかる【真井橋(まないばし)】。
御本宮まで行った人の全員が奧へ向かうわけではないのでだいぶ静かです。
真井橋のすぐ先にある北原白秋の歌碑。
(前の写真にも写ってます)
『守れ権現 夜明けよ霧よ 山はいのちのみそぎ場所』
文字は書道の大家である安東聖空。
まもなく【常磐神社】。
祀られているのは武雷尊(タケイカヅチノミコト)と誉田和氣尊(ホンダワケノミコト)。
武雷尊は武勇の神様、
誉田和氣尊は仲哀天皇と神功皇后の皇子で後の応神天皇。八幡様として祀られています。
【白峰神社】。
崇徳天皇が祀られています。
【菅原神社】。
僕にとってはいちばんなじみ深い神様。
菅原神社からさらにすすんだ階段の上。
一瞬、熊が木登りしているように見える木があります。
通称【熊の木】。この写真を撮ったあたりが1000段目。
【卯花谷休憩所】。
朱色が鮮やか。
ここからラストスパート!
休憩所前から残り270段を一気に上ります。
そしてとうとうたどり着きました、奧社こと【厳魂神社(イヅタマジンジャ)】!
一番下から数えて1368段、海抜421m、駅からは360m。
前に登った山寺より段数が多く高さもあるのですが、金刀比羅宮は少し登っては緩い坂や見学ポイントがあるので登ってくるのはむしろ楽でした。
達成感のせいか、途中にあった他の社や橋よりも朱が鮮やかに見えます。
ここに祀られているのは金刀比羅本教の教祖である金剛坊宥盛(ゆうせい)、後の厳魂彦命。
宥盛は死の直前に神体の守護を誓い天狗に身を変えたという伝説があるそうです。
奧社前からの眺め。
本宮前よりさらに高く、遠くまで見通せます。
奧社の横の岩壁の上の方にある烏天狗と天狗の面。
看板があるにもかかわらず見つけられない人が多数。
神社の境内とも思えない、荒々しい岩壁。
前の写真の天狗の面がどこにあるか判りますか?
~~
このとき、たまたま本格的な扮装のお遍路さんが奧社に。
たちまち
『写真を撮らせて下さい』
『社の前でポーズとって下さい』
と他の観光客に大人気…(笑
~~
奧社でおみくじを買ってみました。
結果は…
『 運 勢 大 吉 』
~~
奧社から再び下って…
奧社への荷物運搬用でしょうか、小型のモノレールがありました。