【宇宙戦艦ヤマト2199 第1章】観てきた

ちょっくら所用で新宿へ。
せっかく新宿まで行ったので、【宇宙戦艦ヤマト2199・第1章】を観てきました。


テレビシリーズ(来年放送?)の第1話と第2話、合計50分ほどなのですが、
おそろしく密度の高い50分になりました。
いやー面白かった。
僕くらいの歳のアニメファンだとヤマト派とガンダム派に別れるんですが…
僕はだんぜんヤマト派でした。
父親の影響でよくみていた、(主に海軍を描いた)戦争映画と雰囲気が近かったせいかもしれません。
まぁ、旧シリーズの映画が劇場公開された頃はまだ子供(完結篇の時点で中学生)だったので、
視聴したのはテレビ放映された時なのですが…
そういうわけで、最近公開された【復活篇】と【実写版】は当然のように観に行って、
それなりに楽しんだものの、もう作品の寿命は終わりに近いかな、という感じもしていたのですが…
今回の新作では、初めて第1作を観たとき以来のワクワクが!
当時の制作体制の不備もあって矛盾だらけだった旧作の設定を整理・再設定。
昭和スポ根的なキャラクターデザインが現代的な甘めのものに変更され、
旧作では森雪だけだったレギュラー女性キャラにはアホ毛美少女が数名追加…
…という絵だけ見たときは『ヤマトが萌えアニメになるのか…』と思ったのですが。
どっこい、作品の雰囲気は旧作よりむしろハードでした。旧作ではかなりアバウトだった軍隊モノとしての描写が引き締まっていて緊迫感が増しています。
CGで描かれた宇宙戦闘も迫力があります。
ストーリーの基本的なラインは旧作のまま。
矛盾や無理のある点を解消するためにエピソードがいくつか追加されていますが、そのため全体がすっきりしました。
そして、旧作にあった名台詞の数々。
『バカめ、といってやれ!』
も、冒頭の冥王星会戦でしっかり出てきました。
…我々単純なファンはこれで嬉しくなってしまうと言う…。
まだ全26話中2話だけなのですが、今後も期待できそうです。
この後は4話ずつ区切って、全7章で上映するようです。今年中に終わるのかなぁ?
復活篇や実写版が恐くて見に行けなかったという旧作ファンにも、これならオススメできます。
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客席は中年以上の人々によってほぼ埋まっていました。アニメ映画としては異様な年齢構成。
僕より一回り歳上…たぶん第1作テレビシリーズ当時高校~大学生だったくらいの年代…が中心。
上映終了後は涙ぐんでいる人まで!

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