【アーティスト】観てきた

話題の映画【アーティスト】を観てきました。
2011年の新作なのに、白黒・サイレントという非常に珍しい作品です。


『サイレント』という表現は正確ではなく、ほぼ全編にわたってBGMは流れています。
そしてほんの数シーンですが効果音も。むしろ『音』の使い方は巧妙です。
ストーリーはこんな感じ…
サイレント時代のスター、ジョージ・ヴァレンティン。
彼はふとしたことで新人女優ペッピーと知り合い、彼女が注目されるきっかけを作る。
やがて映画はサイレントからトーキー時代へと移り変わる。
トーキー映画への出演を拒んだジョージは自ら出資・監督をつとめてサイレント映画を作るが失敗。
それとは対照的にペッピーはトーキー映画の人気女優となる。
やがて人々から忘れ去られたジョージは、所持品をすべてオークションで売却しなければならないほどに落ちぶれてしまう…。
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ストーリーには特に奇を衒ったところはないのですが、
『台詞や効果音がない』
ということで、こんなに画面に集中したのは久しぶりです。
ちょっとした表情や仕草にもいろいろ深読みができます。
ラストシーンまで本当に楽しく、ロマンチックで、
これが本当に『おしゃれ』な映画なんだな、と思いました。

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