リニアに乗れる!
山梨県の実験センターで時々行われている超電導リニア体験乗車に行ってきました。開催のアナウンスがある度に申し込んで、今回ようやく当選…。
一説には倍率100倍以上とも言われていますが(JR東海は倍率・応募数を公開していないのであくまでネットのウワサ)、今回は席が過去最大の5400区画(1区画最大2名)も用意されていたのでさすがに当たりやすかったのではないかと思います。
会場となる山梨実験センターは大月駅からバスで20分ほど。すぐ近くにはどきどきリニア館という展示施設もあり、あわせてそちらも見学してきました。
大月駅から路線バスで20分。田舎の風景の中に突然現れる高架がリニア実験線です。
バスの窓越しなんですが…ガラスが汚い…。
どきどきリニア館
バスを降りた目の前がどきどきリニア館。
当日の体験乗車参加者は割引料金で入館できます。また当日中は再入館可能なので体験乗車が終わってからまた観に来ることもできます。
1階展示室
1F、目を惹く実物大模型…ではなく581km/hを達成したときの実験に使われた本物だそうです。客席の一部にも入って観ることもできます。側面下部の銀色の部分に超伝導コイルが格納されているそうです。
超伝導コイルの実物(左)と構造説明のための模型(右)
歴代の実験車両のミニチュア模型。これは初期の無人実験車両。僕が子供の頃に図鑑や科学番組で見たのはこれだったと思います。
リニア走行見学
2Fの展示室に移動しようとしたところで『まもなくリニアがすぐそばを通過する』という館内放送がありました。どきどきリニア館はどの階も線路側が広い窓になっていてリニアの走る姿をよく見られます。
目の前を通過するのは、本当に一瞬でした。
数分後、戻ってきたリニアが反対方向から通過。体験乗車に備えて慣らし運転というところでしょうか。もうすぐあれに乗るんだなぁ…
館内のあちこちにあるディスプレイで、リニアが今どのあたりを走っているかを確認できます。
2階展示室
2F展示室では、リニア関係の技術についての簡単な解説があります。といってもモーターが回転する原理とか電磁誘導とか言うような、中高の理科レベルですが。
判りきった内容なんですが、あるとつい実際に動かして見たくなります(苦
ミニリニア。玩具の列車のように見えるのですが、なんとホントに磁気浮上しています。
普通なら完全に子供向けになりそうですが、ほぼ大人だけのグループが並んでます…つーか僕も乗りました…。
3階展示室
3Fには大型のジオラマと動画を上映するシアターがありました。ちょっと混雑していてジオラマ全体を撮れなかったのですが、この写真が中心部分です。左奥に将来のリニア中央新幹線の山梨県駅、手前右寄りに甲府駅があります。
昇仙峡も再現されています。
昨日観に行ったときにこれくらい紅葉していたらよかったんだけどなぁ…
甲府駅そばには舞鶴城公園も再現されています。こちらは桜ですね。
これは山中湖の水陸両用バスでしょうか。
富士急ハイランドのようですね。
そして今いるどきどきリニア館と実験センター。
なぜか甲府市街地でトラック横転の事故が発生しています。この手のジオラマには珍しいような。
わくわくやまなし館
こちらはどきどきリニア館の近くにあるわくわくやまなし館。1Fは土産物店、2Fは簡単な展示(リニアではなく山梨県内の観光)と休憩所、3Fは実験線を見下ろせる展望室です。
わくわくやまなし館の2Fの展示コーナーはこんな感じ。休憩スペースには飲み物の自販機もあります。
わくわくやまなし館3Fの見学ラウンジ。目の前をリニアが駆け抜けます。
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