加茂水族館

旅行2日目は、まず鶴岡市内の水族館・加茂水族館へ行きました。

バス乗車

乗り放題パス

公共交通機関で行く場合には鶴岡駅前から路線バスが利用できます。
バス運賃は本来片道760円なのですが、なんと1日乗り放題パスが1000円なので、単純に一往復するだけで元が取れてしまいます。往復どちらかで致道博物館・鶴ヶ岡城などに立ち寄ればさらにお得です(どういう料金設定なんだ…)。

乗り放題パスは交通系ICカード(SUICA、PASMO可)に設定する型式で、降車時カードを読取機にタッチする前に運転手さんに申し出て購入します。事前購入はできません。

乗り場

加茂水族館は、鶴岡駅前からバスで40分くらいかかります。JR鶴岡駅前バスロータリーからバスに乗る場合には、2番乗場(この写真の右端あたり)です。

実はバスの始発が駅前ではなく少し歩いたところにある『エスモールバスターミナル』というところらしいので移動しました。もし混雑していて途中からの乗車だと座れない…となったらちと辛いので。

商業施設『エスモール』はすぐ見つかったのですが、バスターミナルの入口が判らなくて少し迷いました。エスモール営業中はエスモールの建物の中からいけるようなのですが。…それにしても、外から回る場合は裏通りの古びた立体駐車場の隙間から入るなんてわからんて。間近まで行けば看板でてるけど。

先ほどの隙間を入るとけっこう立派な待合室があるんですけどね…。確実に座るために始発バス停まで移動してきましたが、結局乗客は僕のほかに1人でした(笑)。まぁ朝早かったし。

加茂水族館

鶴岡駅から直線距離で約10km、加茂水族館に到着しました。加茂水族館はクラゲの飼育・展示に力を入れていて、別名クラゲドリーム館と呼ばれています。入口前にもクラゲのレリーフがあります。

水生生物いろいろ

なぜかいきなりでかい金魚(写真に写っているのは琉金という種類らしい)。これは鶴岡市と江戸川区が友好都市になって40周年の記念展示だそうです。

カンパチやブリに混じって悠然と泳ぐこのサメはドチザメ。漢字だと奴智鮫で、山形県沖の離島にある海中洞窟に多く棲んでいるそうです。

他の水族館だと、こんなに大量の魚を観たら大抵はイワシなんですが、これは鮭の稚魚だそうです。

イカ墨とタコ墨の違い。タコ墨の方がみずっぽくて字を書くと滲んでしまうのだそうです。これはイカとタコの墨の使い方の違いにも現れていて、タコが墨を拡散させて煙幕のように使うのに対して、イカは棒状に墨を吐き出してデコイのように使うのだそうです。

ミズダコ。でかいです。足を伸ばすと僕が両手を広げたほどの大きさになりそうです。

クラゲ

さてここからはクラゲ祭!
ルテウムジェリーという種類で、水族館で展示されるのは世界で2番目、国内では初とのこと。

これはパルモという種類で、日本初展示らしいです(水族館側にも確証がないらしい)。
写真に写っているものは手のひらに乗る程度の大きさでしたが、成長すると60~90cmほどにもなるそうです。

エチゼンクラゲ。数年に一回、大発生して発電所の取水口を詰まらせたりしてニュースになりますね。まさか食べられるとは思っていませんでしたが。

ビゼンクラゲ。高級食材だそうです(昼食に食べましたw)。アカクラゲの別名で売られていることもあるそうですが、実はアカクラゲはまったく別の種(後の方に出てきます)

カブトクラゲの一種ですが、まだ正式な和名が決まっていない珍しい種類だそうです。側面に赤い模様があるのが一般的なカブトクラゲと異なる点。イルミメーションのように見えるのは細かい繊毛による干渉色で、発光しているわけではありません。

シンカイウリクラゲ。クラゲ…?という形をしています。深海に棲むクラゲだそうです。ってそのまんまな名前ですが。

オワンクラゲ。傘の縁の部分が蛍光を放っているのが特徴。カブトクラゲのイルミネーションと違い、こちらは蛍光タンパク質により紫外線を当てると本当に発光します。

アマガサクラゲ。100mより深いところに生息するクラゲです。

アカクラゲ。乾燥したアカクラゲの粉末はくしゃみを誘発することから『ハクションクラゲ』とも呼ばれる、、、ってクラゲの粉末なんか吸い込んだらどの種類でもくしゃみは出そうですが。

アシカ

クラゲの後はアシカです。

アシカショーです。ショーといっても次々に曲芸を見せるものではなく、アシカの身体の構造や生態を解説するという学習講座のようなものでした。これはこれでなかなか興味深いものでした。

オマケ

水族館のすぐ外は海でした。

あちこちでよく観る『恋人の聖地』の鐘ですが…水族館内ってのは珍しいかも。

屋上は芝の上で休憩できるスペースになっています。

この後、館内のレストランでクラゲづくしのセットを食べてみました(別記事)

データ

Webサイト公式サイト
地図GoogleMap
アクセスJR鶴岡駅より庄内交通バス『湯野浜温泉』行き乗車、『加茂水族館』下車すぐ
※1日乗り放題パスがお得です
開館時間9:00~17:00
休館日年中無休
入場料大人1000円、小中学生500円、幼児無料

コメント

タイトルとURLをコピーしました