湯築城跡から道後温泉までは歩いてすぐです。
道後温泉駅の駅舎にはレトロな雰囲気があります。この駅舎は1986年に建てられたものですが、外観は明治時代に建てられた旧駅舎を忠実に再現しているのだそうです。
坊ちゃん列車が停車しています。駅前広場の中に突出しているのですが線路はちゃんと本線と繋がっています。展示物というわけではなく、その日の運行が終了するとここに停車して夜を過ごすようです。
外観は小説『坊ちゃん』の中で『マッチ箱のような汽車』と表現された明治時代の蒸気機関車を再現していますが、中身はディーゼル車で、えんとつから吹き上がる煙は水蒸気によるダミーだそうです。街中を走るので本当に煤煙を噴き出すわけにはいかないのですね。
次に松山に来る機会があったら乗ってみたいなぁ…。
駅前広場にあるからくり時計。残念ながら動いているところは見られず。
有名な道後温泉本館前にやってきました!
道後温泉駅前からアーケード商店街を通り抜けた先にあります。
どうせなら個室休憩つきの一番高いコースを…と思ったのですが(高いコースはタオルや浴衣のレンタル無料、一番安いコースはタオル別料金なので実は合計の出費はあまりかわらないようです)、予約不可で順番待ちすると呼び出し時にその場にいなければいけないというので断念。
一番安い『入浴だけ』のコースならすぐ入れるというので、今日一日の汗を流していくことにしました。
別角度から。左右非対称で複雑な構造の建物です。
建物むかって左側です。2~3階部分が休憩室で、3階の一番手前にはかつて夏目漱石が利用したという坊ちゃんの間があります。実は一番安いコースでも見学できます。
(館内は撮影禁止なので写真はありません)
今回利用したのは1階にある『神の湯』です。東浴室・西浴室の二つがあってほぼ構造は同じです。1つ1つの浴室はそれほど大きくはないのですが(東西浴室をあわせるより脱衣所の方がずっと広い)、石造りで重厚な印象です。大きな円筒形の『湯釜』があるのが印象的です。
入浴後は3階へ上がって坊ちゃんの間を見学しました。6畳間で、夏目漱石の写真などが展示されています。
もっと高いコースだと他にもは入れる風呂や見学できる部屋があるらしいのですが、満席では仕方ないです…次に機会があったら、もっと空いていそうな日時を狙って行くかな…。
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