倉敷美観地区、最後は【大原美術館】に行きました。
日本に初めてできた西洋美術館だそうです。
門を入ってすぐの本館は神殿のような重厚な建物。
…雰囲気が昭和初期です(?)
広いスペースに、モネやルノワールやゴーギャンやエル・グレコといった(僕でも名前を知っているようなw)有名美術家の作品が飾られています。
中でもエル・グレコの『受胎告知』は、大原美術館の最大の目玉作品。
少し進んで本館の増築棟には、アメリカの現代作家の作品。
そのとなり、工芸・東洋館はまったく違う雰囲気の展示。
建物は和風の倉を改造した物。展示内容も日本や中国の作品が中心です。
※コの字型に並んだ建物に囲まれた中庭から撮影
真っ赤な壁が印象的!
展示作品には絵画や彫刻だけでなく陶器や版画、染色もあります。
特に古代中国や古代オリエントの発掘工芸品が展示されているエリアは美術館と言うよりも博物館のよう。
富本憲吉や棟方志功など明治~昭和の邦人作品もあります。
#ところどころ2F展示室に上る階段を見落としがちなので見学する人は注意…。
本館の裏手にある分館は、日本の現代洋画作品。
…ほとんど作品も作者も知りません^^;
本館と分館の間には【新溪園】という、ちょっとした日本庭園があります。『美術館』の建物の中にはけっこう人がいたのに、みんな庭園は素通り。勿体ない。
和風の部屋から庭を…
って、あれ?これはどの建物の中だっけ??
最近の美術館や博物館は特定の時代や分野、作者に専門化することが多いようですが、この大原美術館は守備範囲がとても広く、ひとまわりしたらお腹いっぱいでした。
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【大原美術館】
http://www.ohara.or.jp/
岡山県倉敷市中央1-1-15
9:00-17:00
休館日:毎週月曜、12/28~12/31、1/1は本館のみ開館
入館料(本館・分館・工芸・東洋館)1000円
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