東京大学制作展 iii Exhibition 11

【東京大学制作展 iii Exhibition 11】を見に行きました。
今回も電子・機械・情報の技術を使った現代アート作品…だと思うのですが、
アートよりは技術寄りになってしまうのは、まぁ仕方ないのかな。


会場は赤門と正門の中間あたりの屋外展示と、工学部2号館の展示室の2箇所。
屋外展示は、LEDをボードに刺して『来場者の足跡を残す』というもの。
導電性の加工をしてある樹脂板を二枚重ねにしてあるのかな。
工学部2号館の展示室には…
湯沸かしポットや掃除機のシッポを付けた作品、
カメラで撮影された自分の顔から鼻息が出ている様子を表示する作品、
人間の足下に『年収300万のメタボ』などプロフィールを表示し、足元を見られる婚活マシン、
、、、って、こうやって書くとなんかしょーもない物ばかりだなぁ、、、
しょーもないけど、例えば鼻息はカメラの画像からリアルタイムで鼻の位置を検出する顔認識、婚活マシンも画像処理で人の『足下』を検出するなど、地味に面白い部分はあるんですよね…
PASMOの情報を読み取り、来場者たちがどのように鉄道で移動したかを表示するデモ、
プロジェクタで映し出された影の部分をキャラクタが歩き回る作品、
いくつかある卵形の物体を並べていくと順に光が点滅するようになる、神経細胞の動きをもしたオブジェ…
なぜか、学園祭で上演されるような短編映画も作品として上映されていました。
主人公が東大本郷キャンパス内を歩いていると、空から生の鯵が降ってきて…
…あれは結局何が言いたかったんだろう。解説を読んでも納得がいかん。
定期的にやっているようです。

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