竿燈祭り観覧席への入場開始。
僕の席は…
雛壇の最上段でした。
かなりの高さ。一段分の高さも大きいので、前の人に遮られることなく広い範囲を見渡せます。
写真の上の方、道路の方へ向かって竿が突き出しています。
この竿には横方向にワイヤーが張られ、演技中に竿燈が倒れかかっても観覧席の観客を直撃しないようになっています。ねぶり流し館のホールと同じ工夫です。
祭り囃子にのって、いよいよ竿燈の入場開始。
全部の組が配置についたところで、秋田市長の挨拶。
最後に『では英語でも…』と言い、
れいでぃーす・あんど・じぇんとるまん!うぇるかむ・とぅ・かんとー・ふぇすてぃばる!
あいむ・めいやー・おぶ・あきた・してぃ!…etc.
あまりに判りやすい英語に(?)、ギャラリーが大ウケ。
これだけで万雷の拍手。
そして日も落ち、あたりがくらくなり、
ホイッスルの音を合図に演技開始!
それまで地面に横たえられていた竿燈が、
いっせいに立てられていきます。
『どっこいしょー!どっこいしょー!』
の掛け声と供に揺れる竿燈。
竿燈の竿を手から額、肩へと移してポーズ!
竿灯大通に揺れるちょうちんの稲穂。
幻想的で美しく、勇壮で、、、
ときには寄り添い、ときには競い合い…。
囃子太鼓はトラック全体が揺れるほどに激しく打ち鳴らしています。
バランスを崩して倒れてしまうこともあります。
これは観客席の上のワイヤーに引っかかった竿燈。
地面に倒してしまい、灯が消えてしまった提灯に慌ただしく再点火。
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途中2回、合図と供に演技の場所替えがありました。
組によってかなり技術の優劣がありますね…。
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動画でもどうぞ。
kanto.wmv
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あっというまの2時間でした。
演技終了後は観客が竿燈に触ったり写真を撮ったりできる『ふれあいの時間』。
僕も竿燈を持って記念撮影させてもらいました。
あっという間に観覧席はからっぽ。
電車の時間があるからなぁ…。
僕が乗るつもりだった電車までには若干余裕があったので、
駅まで向かう途中、出店でみそたんぽを食べたり、記念品を買ったり。
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予定通り東能代方面の電車に乗車。
意外に乗客は少なく、余裕で座ることができました。
…あれだけいた観光客が、みんな秋田市内に宿泊??
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【竿燈祭り】
http://www.kantou.gr.jp/index.htm
開場:秋田県秋田市、竿燈大通り
開催日時:8/3-8/6(毎年、曜日に関係なくこの日付)
指定観覧席:S席2500円、A席2000円
個人予約は6月頃から受付開始。ネットでも申し込めます。
パンフレット(300円)やうちわ(100円)などのグッズも同時に申し込みます。当日会場では買えません。
※価格は2009年のもの。2010年以降変更される可能性もあります。
※ちなみに僕が座った道路中央雛壇はS席です。A席は道路中央以外の雛壇、または長椅子になります。
※演技が始まってしまうと観覧席(特に中央の席)から移動するのは困難です。飲食物の準備やトイレは事前にしっかりと。