六本木ヒルズ・東京シティビュー(森ビル展望室)で開催中の『空想脅威展』に行ってきました。特撮映画に登場する怪獣たちと、それによって破壊される都市の関係を観るという展示。六本木ヒルズオープン時に作成された巨大な1/1000東京ジオラマが再び公開されるのが目玉。
怪獣については、今年だと『シン・ゴジラ』ネタで行くかと思いきや、まさかのガメラ押し!大映時代の劇場映画予告編のエンドレスループや、平成版『ガメラ2』に基づいた自衛隊の怪獣迎撃作戦シミュレーション映像が上映が上映されています。
東京シティビューの入場料だけで観られます(つまり森美術館の年パスを持っていれば無料)。
展示会ポスターは、六本木ヒルズでガメラとギャオスが対峙している図。
昭和の怪獣映画のポスターを模しているようです。
会場は東京シティビュー中程に仮設されたもの。
フロア各所に点在していた小部屋や販売コーナーを取り払って、このような展示・イベントのレイアウトの自由度を上げたようです。
入ってすぐ。
大展望室より上が折れて倒れた東京タワー。上にギャオスが。
※例によって立体造形は裸眼3D写真です。並行法でご覧下さい。
最初の部屋には、日本を襲った架空の脅威(要するに特撮映画・テレビ番組の敵)の歴史解説パネルと共に、東京各所の模型が並んでいます。
これは新宿駅周辺、手前が西口ですね。
東京ドーム周辺。
判りやすいランドマークがある場所の方が怪獣も襲いやすいでしょう。
奥にあるビルは恵比寿ガーデンプレイス。ここは誰もが『一目でわかる』場所ではないかな。
国立競技場。ガメラもいます。
お台場、フジテレビ付近。
都心の他の場所に較べて、空き地が多くスカスカなのが判ります。
次はガメラのコーナー。旧作ガメラの人間大模型。丸みを帯びて愛嬌があるフォルムです。
平成版ガメラの方が全体的に強そう・恐そうなイメージです。
ガメラの設定画も。
永井豪氏のサイン!
デビルマンのイラストがカッコイイ!
ガメラのポスターや台本などがたくさん。
平成版『ガメラ2』に基づいた、自衛隊のレギオン迎撃作戦のシミュレーション映像も。映画本編とGoogleEarthを組み合わせた力作でした。
そしてこれが1/1000の巨大東京ジオラマ。西は青山、東は豊洲、北は日比谷公園、南は品川駅あたり…という広大なエリアを、建物1つ1つまで緻密に作り上げたもの。
背後のスクリーンでは、永井豪氏の漫画『魔王ダンテ』の映像と、六本木ヒルズオープニングで上映されたショートフィルム『東京スキャナー』が上映されています。
ところで、このジオラマの中に同縮尺の怪獣が配置されているのですが、判りますか?この写真でも5体中4体までは写っています。といってもこの解像度だと奥の方のものは見えないかな。一番手前にいるガメラはなんとか見えると思います。回答は記事の一番下に。
最後の展示はまたガメラ関連です。
平成版『ガメラ2』に搭乗したソルジャーレギオン。
平成版『ガメラ3』に搭乗したイリス。
うーん、人間型の怪獣ってイマイチ好みじゃないなぁ…
というわけで、展望室入場料だけで見られるにもかかわらず充実した展示でした。
怪獣探しの答
※現地にはヒントも何もないので、全部探すのに10分くらいかかりました。
ガメラは麻布十番付近
ギャオスは東京タワー付近
ゴモラは増上寺境内
エレキングは浜離宮恩寵庭園
全体写真には写っていませんが、ゼットンが豊洲市場前にいました。
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