宮崎科学技術館

JR宮崎駅のすぐ近くのホテルに泊まったのですが、朝食に冷や汁が出ました。さすが宮崎…

JR宮崎駅前の交差点です。南国っぽい植物が多数並んでいるのが宮崎駅独特の景観です。
駅自体は1Fに改札と商店街、2Fに2面の島式ホームがあるだけのこぢんまりとしたもの。この位置からだと木に隠れてほとんど見えません…。

宮崎科学技術館

旅行7日目の午前は、宮崎駅に近い宮崎科学技術館を見学しました。子供の頃からこの手の博物館が好きで、旅行先でもみつけると行ってしまうんですよね…。

振り返ってみると、駅より目立つドーム状の屋根とロケット。これが宮崎科学技術館です。

建物のそばにはH1ロケット実物大模型があります。高さ40m、近くで見るとやっぱりでかい。
周辺にこれより高い建物がないためかなり遠くからでも見えます。

1F展示室

展示室入口付近で館内案内をしているコスモはかせ。けっこうよくできたロボットなんですが、脚を止めて見ていたのは僕だけ…

まぁ『展示品に触るな』という定番の注意書きなんですが、書いてあることがミもフタもない(笑)

隣には初代はかせの中身が…

入口近くから、1F展示室全景。中心が吹き抜けになっていて、人工衛星や惑星などが釣り下げられています。

1F奥には2つの宇宙船実物大模型があり目を引きます。
こちらはアポロ11号月面着陸船イーグル、史上初めて人類を月面に送り込んだ船です。イーグルから月面に降り立ったニール・アームストロング船長が『これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である』と述べたことはあまりにも有名です。
イーグルの実物大模型は、日本では宮崎科学技術館にしかないそうです。

これも実物大のジェミニ宇宙船カプセル

この写真を撮っていたら、職員の方が近づいてきて…

あれ、入口受付で館内撮影OKだと確認したんだけど、撮ったらマズかったんだろうか…?

と思ったら…

『乗ってみませんか?』

え、これ乗れるの?!

つーわけで、写真左側のシートに乗ってみました。

狭いです。
僕は日本人成人男性の平均より少し背が高いですが、アメリカ人なら僕よりはるかに大柄でしょう。どう脚を折りたたんでこの狭い空間に納めていたんだ??という感じです。

この時代の宇宙飛行士の中には、『カプセルに乗る』のではなく『カプセルを着る』と表現した人もいたと聞いたことがありますが、納得の窮屈さでした。

カプセルに乗った状態の視点だとこんな感じ。
コンソールも本物と同じに作られているそうです。
…ちょっとぶれてしまいました…。

コスモベース。T□Lの☆ターツ〇ーズのようなVRシアターです。
1度に最大10人乗れますが、僕1人の貸し切り上映になりました。

2F展示室

2Fでは最大の展示、エネルギーサーカス
火力・水力・地熱・原子力などの各種発電所に見立てられた、『ハンドルを回す』『自転車を漕ぐ』といった動作により、送電を表すボールが転がっていったりあちこちの仕掛けが動作したりというもの。こういうのって眺めているだけで楽しいですね。

これも科学博物館の定番、ベルヌーイの球
細く速い空気の流れでボールを『掴む』ことができるというもの。原理を知っていても実物を見るとつい試さずにはいられません。

この手の博物館では定番の1つ、竜巻発生実験

LED照明による植物育成の実験中らしいです。

ロボットアームとのイライラ棒対決。
…まったく勝てません(苦笑)

吹き抜け部分には国際宇宙ステーションの1/50模型が展示されています。

プラネタリウム

最後にプラネタリウムを見ました。
宮崎科学技術館のプラネタリウムはドーム直径27m。完成時点では世界最大のもので、ギネスブックにも載ったのだそうです(現在は世界第5位とのこと)。

プラネタリウム内は撮影禁止なので、写真はエントランスに飾ってあった先代の投影機です。

データ

Webサイト宮崎科学技術館公式サイト
Google Map宮崎科学技術館
アクセスJR宮崎駅より徒歩5分
開館時間09:00~16:30(最終入館は16:00)
休館日祝日の翌日(土日祝は除く)、12/29~1/3
入館料展示室のみ:大人550円、小人210円
展示室+プラネタリウム:大人760円、小人310円

※データは2021年2月更新

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