【美ら海水族館】の展示室は3Fスタート。降りていきながら見学する形式でした。
まず入って最初の展示は【イノーの生き物たち】。
イノーとは沖縄の方言でサンゴ礁に囲まれた浅瀬のことだそうです。
ここではヒトデやナマコなどに触ることができます。
すべて本物のはずなのですが、意外に表皮が硬いのであまり面白くないかも??
ある種のナマコはつつくと自分の腸を体外に出したりするそうですが…
…そういうのはこういう場所には出しませんよねぇ…
【サンゴの海】。
色とりどりのサンゴが水槽の中を飾っています。
形も様々。
本物の生きたサンゴの飼育はめずらしいということで…
…そういえば別の水族館では『サンゴは全部作り物』と説明していたなぁ…。
美ら海水族館のサンゴは、完成品をどこかのサンゴ礁から切り取ってきたのではなく、
小片から10年かけて飼育成長させたものだそうです。
【熱帯魚の海】。
このフロアの水槽は外光を取り入れていることが判ります。
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2Fへ下りると、今度は小さめの水槽で種類毎の展示になりました。
花畑のように鮮やか。
これもサンゴの一種、だったかな?
ニシキエビ。
対比物がないのでよくわかりませんが、体長40~50cmくらいのバカでかいエビです。
こんなのが水槽の中に少なくとも4尾。
近くにいた人がおもわず『おいしそう…』とつぶやいているのが聞こえてしまいましたw
実際、伊勢エビと同属種で、食べられるそうです。
一尾丸ごとだと1人では食べ切れなさそう…。
これも姿が面白いので写真掲載。
ヘンなオジサン化したピカチュウ。
…ええと、ハコフグの一種かな。名前を忘れてしまいました。
このエリアには【水辺の生き物たち】として、浅瀬やマングローブ林などに住むヤドカリなどの生物の展示もありました。
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美ら海水族館の展示コースでは、ところどころにA4両面フルカラー印刷解説カードが置かれています。無料にもかかわらずかなり立派なものなので、全部で18種類。
僕も一通り貰ってきました。
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続いて【美ら海シアター】。
部屋の前を通った時に丁度上映が始まるところだというので入ってみました。
ハイビジョン撮影された沖縄の海中風景。
プログラムは3種類、平日は毎正時、土日は30分ごとに上映されているようです。
1回20分程度。
上映が終わりスクリーンが収納されると、そこは水槽になっていました。
そしてシアターを出ると…
ついにきました、観光ガイドなどでもおなじみのこの場所、
【黒潮の海】の大水槽前!
とにかく大きな水槽です。
ゆるいスロープをじぐざぐに下りていきながら水槽を見られる様になっています。
通路は充分に広いので、スロープの途中で立ち止まっていても他の人の邪魔になりません。
(でも、三脚を立てたりするとさすがに迷惑だと思いますので止めましょうw)
巨大なジンベエザメが3匹ゆったりと泳いでいます。
なぜか1匹だけ身体中にコバンザメが張り付いていますw
#あれ、サメってどうやって数えるんだっけ?
#小型魚なら『1尾』
#クジラなら『1頭』だけどあれは大きさじゃなくて哺乳類だからだよね??
そしてこれもまた大きなマンタ。
優雅に舞っているようにすら見えます。
かなり長い時間、ここでぼーっと水槽を眺めていました。
これを肉眼で見られたことで、那覇から2時間半もかけてやってきた甲斐がありました。
美ら海水族館・大水槽.wmv
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この大水槽の隣にはカフェがあります。
丁度お昼時、食事をしようかなと思ったのですが…
大 混 雑
…まぁ、当たり前か。
ちょうど定期ツアーの団体客が何組もやってくる時間帯。
このカフェはジンベエザメの水槽をみながら食事ができる席もあるということなので、時間が限られている場合は入館早々ここまで直行する人もいるのかもしれません。
というわけで、、、、
いいよいいよ、昼食くらい食べなくても死にはしないし。
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大水槽の次は【サメ博士の部屋】。
サメ関連の標本やパネルなどが主のコーナー。
中でも人気があったのは、
サメの顎の骨格模型(古代鮫の化石のレプリカらしい)。
この口の中に立って記念撮影する人が次々と…。
他にも、ホルマリン漬けのサメの胎児とか、
サメの身体の各部分をスライスして観察できる模型とか、
各種のサメの歯の標本とか、
触ってみられる『鮫肌』標本とか、
いろいろ面白いものがありました。
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【黒潮ツアー受付】という看板を見つけました。
どうやらバックヤードに入れるようです。
ぜひ見たい、と思い受付カウンターへ行って訊いてみると、
係 『今からの予約だと16時からの回になりますね…』
現在時刻、12:40。
さすがに3時間以上も待つのは…と思ったところ、
係 『お客様、もしかしてお1人ですか?
…14時からの回に、1人分だけ空きが…』
僕 『それでお願いします!!』
かくして予約ゲットw
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さらに進んで。
先ほどの大水槽を、別の角度から見られる場所がありました。
サメっぽくみえて実はエイの一種。
マンタを見上げる角度でみることができました。
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水族館順路、最後のコーナーは【深海】。
グロテスクな深海魚、
発光器官を持つ魚や深海生物をみられる『海のプラネタリム』、
などいろいろ面白かったのですが、
暗すぎて携帯電話の内臓カメラではまったく撮影できず。
唯一、
この気色悪いイカの標本だけがなんとか見られる程度に写りました。
(これも暗さのせいでブレてますが…)
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もうすぐ13時。
いったん館外へ出て、次はイルカショーを見ることに。