神戸海洋博物館
神戸海洋博物館は神戸開港20年記念事業としてオープンした博物館です。神戸港メリケンパーク内にある、巨大な帆のような構造物が印象的な建物です。
エントランスには英軍艦ロドニー号の大型模型があります。海洋博物館内で撮影可能なのはこれだけですが、他にも多数の船舶模型が展示されています。映像上映室もあり、なかなか楽しめます。
カワサキワールド
海洋博物館1階の一部はカワサキワールドという別の博物館になっています(チケットは共通)。こちらは海洋博物館と違って撮影自由でした。
入口の大きな旅客機の写真は、よくみると機首部分だけ立体的になっています。
創業者の紹介をするコーナー。
会社の歴史を紹介するコーナーにあった空母瑞鶴の模型。
映像上映コーナーです。内容はなかなか見応えがあったのですが、残念ながら3面並んだスクリーンのうち左のものが故障中でした…
モーターサイクルギャラリー。
Ninja H2、Z1、KR200などバイクがずらり。
バイクにまたがって、ライダー視点の動画を見られるコーナー。体重をかけると車体が傾いたりしますが運転シミュレータではないので映像に変化はありません(苦笑
懐かしい0系新幹線。
本物の最前部を切り取ってきたものだそうです。
客席はかなり短くカットされていますが、座席に座ってみることが出来ます。
運転室にも入れます。レバー類も動きます。動かしても何も起こりませんが…。
こちらはヘリコプターKV-107II型。人員や物資の輸送、消防や警察など様々な用途に使用された型で、ボーイング社からライセンスを取得して川崎重工が生産していたものです。展示されている機体は社用機として使われていたものだそうです。
機内にも入れます。意外に広く、人員輸送用にシートが12人分備えられています。
ヘリの操縦室。
こちらは新幹線と違ってこれ以上前には行けず、操縦席に座ってみることは出来ません。
フライトシミュレータ。
神戸空港での離着陸と、メリケンパーク上空の遊覧飛行を楽しめます。操縦席自体が前後左右に動き、エンジンの振動なども再現されているのでリアルな体験ができます。
他所の航空博物館ではこの手のシミュレータ体験は別料金になっていることが多いのですが、ここは入館料のみで利用可能です。なのに空いていて、すぐにできました。
ジェットスキー。本物かな。
クイズコーナー。
パフォーマンスロボット。工業用ロボットの紹介をしてくれます。
屋外展示
博物館の建物の外周に沿っていくつかの展示があります。
トリガー装置。
造船所で船を進水させるとき、進水の瞬間まで船を固定する滑り止めのような機構です。三菱重工神戸造船所で、2012年まで約60年間使われてきたものだそうです。これを使っている様子は館内の映像閲覧コーナーで見られます。
自律型無人潜水機マリンバード。
無人で調査や観察を行う水中ロボットです。全長6.7m、潜行深度100m。リモートコントロールではなく自立して稼働します。バッテリ残量が残り少なくなると自動的に充電基地にドッキングするという機能があります。
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