坂の多い町を歩き回ってけっこう疲れたので、そろそろこのエリアの見学を終えようかと思ったのですが、駅の方へ戻りかけたところで見かけたオランダ館グループにも寄っていくことにしました。
この写真にはオーストリアの家とデンマーク館が写っています。もう1館オランダ館が坂を少し下ったところにあります。
オーストリアの家 1階
オーストリアの家は旧W.クンツェ邸跡地に建てられた博物館です。18世紀のオーストリアの文化・生活を紹介しています。オーストリア大使館・オーストリア通商代表部の後援で平成4年に開館しました。
最初の部屋ではオーストリアの芸術について。
目を引く巨大な女帝マリア・テレジアの肖像画の他、アンティーク家具が展示されています。スクリーンで動画上映も見られます。
次の部屋ではオーストリアの衣装がずらり。
左から舞踏会衣装(男女)、貴婦人の衣装、婚礼衣装(男女)、農夫婦の衣装(男女)です。
3つ目の部屋はちょっと雰囲気が違うのですが、これは有名な作曲家モーツァルトの部屋を『100年ほど前に書かれた一枚の絵をもとに』再現したものだそうです。ベッドの脇にも出るとなった絵も展示されています。モーツァルトの肖像画やウィーン少年合唱団の写真などもあります(初期方向後方)。
2階にも展示室があるのですが、1階展示室から直接登ることができず、いったん館外へ出る必要があります。次の記事では2階へ。
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