寝台特急【北斗星】

札幌駅周辺で土産物を購入。
定番中の定番『白い恋人』…の、ブラック (一瞬わけがわからんw)
六花亭の洋菓子詰め合わせ (もちろんマルセイバターサンドも入ってる)
など。
…土産物を選ぶのに迷わなかったので時間が余りました。
マンゴーヨーグルト.jpg
というわけで駅前地下街の店で一休み…
…禁煙席がレジカウンターより入口側の壁際に2席しかないって、扱い悪すぎだろ…


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これで北海道の全見学予定は終了なのですが…
今回の旅行では最後にもう1つ山場、人気の寝台特急【北斗星】が!
北斗星・入線.jpg
青色に塗装された機関車に牽引されて札幌駅に入線してきます。
ホームで待っている人(乗る人・撮影する人)は意外に少ないですね。
まぁ一番定員の多いBコンパートメント車両でも一両に32人しか乗らないのですから、
編成の長さの割には乗客定員が少ないのも確かなんですが。
僕が乗った車両では、僕の1人部屋と4人家族が2人部屋を2つ使っていただけであとは空室。
あれ?チケットは売り切れたって聞いたんだけどな…?
北斗星・通路1.jpg
北斗星10号車の通路。ちょっと狭め。
通路壁にはなぜか補助席らしきものがありました。通路側の車窓外を眺めるときに使う??
北斗星は一両ごとに構造が違うようです。10号車は1人用のA寝台個室ロイヤル2部屋と、2人用B寝台個室デュエット7部屋。
北斗星ロイヤル内部1.jpg
僕が乗った…というか泊まった?1人用A寝台『ロイヤル』11号室。
『ロイヤル』は9号車の1・2号室と10号車の11・12号室、あわせて1編成にたった4室しかありません。そりゃ競争が激しいわけだ…。
写真は出入口付近に立って室内を撮影したものです。
近い場所から取った写真を合成しているので全体が歪んでいますが、雰囲気は判ると思います。
写真右手にベッド。ベット脇の壁についているクッションのような物を下げるとソファとしても使えます。
ベッド下が二重になっているように見えますが、下半分を引き出すとダブルベッド゙になります。
…ただし、そうすると床はほとんどなくなり、ベッド上しか居場所がなくなります(笑
奧の窓はレースカーテンと遮光カーテンが取り付けられています。
閉め忘れて寝てしまうと停車した駅のホームから寝相が丸見え(笑
左手には小さいながらデスクと椅子、ビデオディスプレイ、インターフォンがあります。
北斗星ロイヤル内部3.jpg
ベッド側から撮影。左手には出入口(黄色っぽく見える扉)と鏡、ドライヤーなど。
出入口の脇には照明のスイッチと、冷房の調節ダイアルがあります。冷房は最強にすると寒いくらい。
ドアの上の方には緊急開放レバー(外からロックされてしまった場合に鍵を開ける)。
右手のデスクと椅子、ビデオディスプレイ、インターフォンなどがコンパクトに取り付けられているのが判ります。
正面の扉はトイレ/シャワールームです。
北斗星・ロイヤル・クローゼット.jpg
デスク脇にはクローゼットもあります。
ハンガーが4つもあるので便利です。
冬場の厚手の上着をかけるにはちょっと狭いですが…。
北斗星ロイヤル・シャワールーム.jpg
シャワールーム内。
赤緑のボタンでお湯を出したり止めたりできます。
下のダイヤルは温度調節。そんなに熱々にはならないようですが…
ボタンの隣にある『10:00』の表示は、お湯が出せる残り時間です。
シャワーを浴びていると刻々と減っていくのですが…
ロイヤルの個室シャワーの場合、一度『00:00』になっても、シャワールーム入口の横にあるリセットボタンを押すともう一度10分間使えるようになるそうです。(共用シャワー室は6分間のみ)
左手には洗面台と洋式便器が折りたたまれて収納されており、引き出して使用します。
北斗星・ロイヤル・洗面台.jpg
洗面台はお湯も使えます。
使用後に再収納するときも水がこぼれずにちゃんと排水されるようにうまく作られています。
北斗星・ロイヤル・便座.jpg
さすがにトイレは見劣りがしますね…。温水便座など高機能なものにすると収納が不可能になってしまうでしょうが…。
北斗星・アラーム、照明、暖房操作パネル.jpg
客室窓の下にはいろいろなコントロールパネルが。
時計(アラーム機能あり)、照明の調節、暖房の調節、非常ボタン。
窓側を頭にして寝ればベッド上から手が届くようになっています…って当たり前か。
※冷房の調節が前述の通り出入口の脇にしかないのはやや不便
北斗星・オーディオ操作パネル.jpg
車内に流されている音楽番組を選んで聞くことができます。
うち1つはビデオ放送で、デスク上のディスプレイで視聴できます。
ビデオ放送は1種類のみ。僕が乗ったときは【シュレック3】のヘビロテでした。2回フルに見てしまった(笑
北斗星・ドライヤー2.jpg
通路側の壁にはドライヤーが作り付けになっています。
僕は余りドライヤーを使う習慣がないのですが、鏡とドライヤーが隣同士に配置されているので髪が長い人でも安心かな…?ドライヤーのホースがあまり長くないのでちょっと使いにくそうですが。
北斗星・ロイヤル・物入れ.jpg
ドライヤーの上には物入れがあります。
スーツケースが収容できそうなほどの空間はありますが、かなり高い位置で柵がありません(底面の手前部分が若干持ち上がっているだけ)。重いもの・固い物を入れるのはちょっと恐いかな…。
ここには最初から、布張りの箱状の物が収納されています。
これはベッドをソファとして使う際の肘掛けです。

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